研究室ガイド2016
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研究内容社会との接点研究室の横顔研究室をさらに詳しく主な卒業研究テーマ計算理論研究室世田谷キャンパス3号館 4階コンピュータと情報処理の基礎理論に関する研究インターネット社会を支える基盤としての理論研究研究室を作るのは君たちだ!コンピュータや情報処理の基礎理論とその応用に関する研究を行います。具体的には、情報理論、符号理論、オペレーションリサーチ、最適化等の基礎理論を研究対象としています。またCPUなどのデジタル・システムの設計理論に関する研究も行います。その他に、物理現象のシミュレーション、並列計算による高速処理などの研究をしています。情報処理技術の応用分野の拡大にともない、コンピュータや情報処理の基礎理論の重要性が増大しています。例えば、インターネットやデジタル通信の信頼性を維持するためのしくみとして、情報理論・符号理論が重要な役割を担っています。また、DVDやCDなど、様々な記憶媒体に記録された情報をキズやホコリから守るためにも、この分野の理論が大きく貢献しています。このように具体的応用に近い立場で理論的な研究ができるのがコンピュータや情報処理における基礎理論研究の特徴です。一方、ハードウェア設計理論に関する研究は、“ハードウェアのしくみを理解してソフトウェアを開発する”ことが中心となります。また、並列計算による高速処理では、GPGPUを用いて汎用性を高める研究を行っています。さらに、物理現象のシミュレーションでは、現実の物理現象をモデル化し、様々な現象を模倣するプログラムの開発に取り組んでいます。まだ新しい研究室です。一緒に研究室を作っていこう!■研究内容■社会との接点■研究室の横顔●LDPC符号を用いたARQ方式に関する研究●LDPC符号の性能解析に関する研究●三次元空間における粒子衝突と クラスターが構成されるまでのシミュレーション●Burridge-KnopoffモデルによるGutenberg-Richter則の再現●砂山崩しモデルによる三次元空間での地震のシミュレーション●ターボ符号の復号法に関する研究●行列のスペクトル分解の高速化主な就職先・進学先[2015年3月・院生含む]日本アイ・ビー・エム、NTTデータMSE、東京消防庁、日本コムシス など情報数理講 師新家 稔央志田 晃一郎助 手桑子 雅史情報科学科103

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