研究室ガイド2016
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研究内容社会との接点研究室の横顔研究室をさらに詳しく主な卒業研究テーマここ数年、エネルギー利用の高効率化をはじめ、省資源化、低炭素化、環境負荷・都市災害の低減を徹底した環境配慮型スマート・エコシティ(環境都市)づくりが注目を浴びており、世界の各地域で実証実験を含む数多くのスマート・エコシティプロジェクトが実施されています。本研究室では、スマート・エコシティの実現を目指し、ITをはじめ、GIS(地理情報システム)、RS(リモートセンシング)、GPS(全地球測位システム)などの技術を活用・融合し、メガソーラーや風力などの発電所の適地分析をはじめ、ゴミや廃棄物が極力発生しない循環型まちづくり、ソーシャルネットワークを利用した環境データの収集やモニタリング、地震・津波・洪水などの災害シミュレーション、都市環境変化モニタリングなど幅広い研究を行っています。地球・都市環境の変化や災害などのシミュレーションにより、人々の環境や防災意識を高め、自発的に環境を守る、災害から身を守るといった行動に繋ぐことが期待できます。3次元空間情報を用いた津波・洪水などの災害シミュレーションは、国や自治体、住民の防災対策の策定・準備に役に立てます。また、だれもが暮らしやすい社会、だれもが参加できる社会、いわゆるユニバーサル社会の実現に向けて、研究を進めており、持続可能な社会の形成に貢献できます。地球・地域環境変化解析・シミュレーションから安全・安心・快適なまちづくりまで幅広い研究が行われています。研究のための研究より研究のプロセス(問題発見から問題解決までの過程)とテーマの新規性・実用性・社会性を重視しており、高い“考える”力を持つ人材の育成を目指しています。また、産官学連携や海外大学との連携研究、インターンシップなども実施しており、学生諸君の視野の拡大だけでなく、即戦力のグローバル意識の向上に繋がっています。史研究室 (スマート・エコシティ)■研究内容■社会との接点■研究室の横顔環境配慮型スマート・エコシティ(環境都市)づくりに関する研究省エネ・省資源・低炭素化、減災への提案問題発見から問題解決に向けて、前向きに行動することができる人材の育成横浜キャンパス2号館 1階主な就職先・進学先[2015年3月・院生含む]野村不動産パートナーズ、アイネス、セイノースーパーエクスプレス、ムトーアイテックス、ITエンジニアリング、デザインコープレーション、ナイスコミュニティー、ロジス・ワークス、ソーバル、伊藤園、シー・エス・イー●地域の活性化に貢献できるWebGISの開発●Landsat5号TMデータによる緑被率・温度分布の関係解析 〜八王子市を事例として〜●日本の高山帯の植生特徴と近年の変化の研究●画像マッチング技術を用いた位置検索システムの開発●マルチエージェントGISシミュレーションシステムの開発 〜インフルエンザ感染シミュレーションを例として〜●非常時避難サポートシステムの開発●日本のスマートシティへの展開に関する考察●中国長江デルタにおけるPM2.5の拡散経路の推定と エーロゾル光学特徴の分析●東日本大震災から見た首都圏直下地震における課題と対策の提案●GISを用いた集中豪雨による被害予測に関する研究都市環境分野http://www.yc.tcu.ac.jp/~shi/教 授史 中超学 部 生25名院 生1名環境創生学科146

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