研究室ガイド2016
151/252

研究内容社会との接点研究室の横顔研究室をさらに詳しく主な卒業研究テーマ准 教 授大西 暁生学 部 生24名院 生1名大西研究室 (社会環境システム)横浜キャンパス3号館 7階持続可能な発展を目指した、環境調和型社会経済システムの提案環境を基盤とした新しい社会や、経済のあり方を考える物事に対する情報収集力、分析力、発信力を身につける持続可能な発展を目指すには、私たちの生活を根本から見直す必要があります。そのため、私たちは環境と調和した新たな社会経済システムを提案する研究をしています。本研究室では、私たちの活動が自然生態系や生活環境に与える影響を地理情報システム(GIS:Geographic Information System)、リモートセンシング(RS:Remote Sensing)、数値シミュレーションなどといった最新の技術を用いて分析するとともに、環境をいかに持続的且つ計画的に利用・保全していくのかを、実際の施策や制度などと照らし合わせながら検討しています。時代に即した新しい社会経済システムのあり方を考え、この具体的な方針を提案していくため、産学官の人々と協力しながら、研究の成果を一つでも多く社会に発信していきたいと願っています。産業界の動向と国や地方自治体の施策・制度をしっかり把握しながら、学術としての役割を果たしていくことが一番の目的です。そのため、学会活動をはじめ、行政、NPO、地域の様々な団体との交流を進めることで社会との関わりを大切に、研究活動を続けていきたいと思っています。環境問題を解決するには、環境と調和した新しい社会経済システムのあり方を考え、これを早急に私たちの生活に定着させていく必要があります。そのため、情報をより多く収集し、この情報を正しく理解・分析し、そして新しいアイデアをいち早く世界に発信していく必要があります。本研究室では、情報収集や分析に必要な新しい技術を習得し、国際化に即した語学力を鍛錬することによって、今の時代を生き抜く強い力を身につけてほしいと思っています。■研究内容■社会との接点■研究室の横顔●震災に伴う災害廃棄物発生量の予測●気候変動に伴う水資源に関する社会・経済的影響評価●中国の水利用・水資源に関する研究●低炭素型・低物質型の社会づくり●アジアの越境環境問題に関する研究●洪水に対応した都市空間構造のあり方●高分解能衛星画像を用いた地表面情報の解析主な就職先・進学先[2015年3月・院生含む]建設コンサルタント、建設業、サービス業、食品関連、本学大学院進学(環境情報学研究科) など都市環境分野http://www.yc.tcu.ac.jp/~onishi-lab/環境創生学科149

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です