研究室ガイド2016
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研究内容社会との接点研究室の横顔研究室をさらに詳しく主な卒業研究テーマ世田谷キャンパス●号館 ●階想定される主な就職先・進学先教 授江原 由泰 学 部 生男子9名・女子1名学 部 生男子5名電気応用研究室世田谷キャンパス10号館 3階放電・プラズマを応用した環境保全技術の開発深刻な環境問題に対して、放電・プラズマ技術で解決精度の高い絶縁診断で電力設備をメンテナンス自ら考えるという姿勢を大事にし、自発的に研究を行う原子や分子が電離した放電・プラズマを応用した研究が主な内容である。例えば、オゾンを生成させるリアクタの開発をはじめ、NOx、VOCやPMなどの有害物質の分解除去を促進させる高性能リアクタの開発を目指した環境負荷低減技術を対象としている。実際にはディーゼルエンジンからの排ガス処理や高性能オゾン発生装置の開発、プラズマによる農作物の成長促進、高分子絶縁材料の部分放電劣化診断などをてがけている。オゾンを用いた環境改善技術などをとおして、ケミトロニクスという用語を電気学会などに公式に認知されるに至っている。また、絶縁劣化診断において学会のハンドブックや専門書を刊行しこの分野の発展に寄与してきた。また、環境保全技術などで多くの企業との共同研究をとおして、直接的に技術分野で社会貢献を行ってきている。環境問題を解決するための研究に従事できることで、多くの学生が主体的に研究に取り組んでいる。共同研究をとおして、企業の技術者の方との真剣な議論もこれから社会に出る学生にとっては魅力ある機会となっている。気分転換にはスポーツも盛んで、大いに盛り上がる機会も多い。■研究内容■社会との接点■研究室の横顔●ディーゼル排ガス中のPMとNOxの同時除去●多孔質セラミック電極によるVOCの分解●船舶用ディーゼルエンジンからの排出粒子の集じん●NOxレス空気原料オゾナイザの開発●電気集じん装置内における粒子挙動解析●プラズマ・触媒ハイブリッド電気集じん装置●放電処理ガスによる植物成長の促進●電力設備における高分子絶縁材料の放電劣化主な就職先・進学先[2015年3月・院生含む]東京電力、三菱自動車、三菱電機、東芝、日立製作所、長谷工コーポレーション、凸版印刷、大成建設、本田技研、JR東海、東北電力、出光興産、富士電機、西武鉄道、日本電設工業電気電子工学科61

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