研究室ガイド2016
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研究内容社会との接点研究室の横顔研究室をさらに詳しく主な卒業研究テーマ計画マネジメント研究室世田谷キャンパス10号館 1階・中2階、13号館 2階http://www.comm.tcu.ac.jp/~minamasa/ ◎http://tcu-yoshida-lab.org/index.html ◎http://www.comm.tcu.ac.jp/~nakamura/index.html計画・交通系では、人口減少社会に対応できる地域を実現する方策や、市街地の再生、都市・田園の総合的な土地利用の在り方などの都市・地域計画に関する研究、道路交通を主とした公共整備政策に関する調査及び研究や先端的な情報通信技術の道路交通分野への応用研究を行っています。マネジメント系では、既存施設を有効に維持管理するための技術的知見や財務的視点を加えた総合的なマネジメントや、国際的な視野で社会基盤施設の総合的マネジメントを実現するための研究を行っています。いずれの系列も、個別技術を統合して最適な方策を見出していく総合的な研究分野であり、都市工学系の学科に不可欠の分野といえます。研究の両輪は基礎研究と応用研究です。基礎研究は長期的な視野から研究を進めることが重要ですが、社会からのニーズに対応する応用研究もなくてはよりよい社会の実現に貢献できません。テーマは大変広範囲にわたっていますが、そのような視点から、基礎を重視し、社会への還元を必須として研究を進めています。そのためには、常に実務者とのつながりを重視し、蛸壺に入り込まないことが大切であり、学生に対してもそのような実務家との協働・連携の機会を提供しています。皆川:公正・自由・自治という建学の精神を研究室においても活かして、学生と教職員が知恵を出し合い、学生が成長していく研究室を目指しています。吉田:試行錯誤をしながら学生とともに研究室の文化を作っていきたいと思います。学生の自主的、かつ積極的な企画・運営を大切にしています。中村:政策に関する課題が多いことから、高度な知識と問題意識を持った技術者が要求されていますので、そのような成長を促す研究室にしています。今井:学生とともに社会の潮流を聞いて・見て・触って“体感”し、学生が自主的に企画し、そして“体現”していける研究室を目指しています。■研究内容■社会との接点■研究室の横顔地域・都市・交通の計画や政策課題と社会に役立つマネジメント技術を探求計画とマネジメントに関する実務者と連携して、基礎を重視しつつ実用的研究を遂行して、国民に感謝されるよりよい社会の実現に貢献します公正・自由・自治を重視し、計画とマネジメント技術により、よりよい社会の実現に貢献する人材育成主な就職先・進学先[2015年3月・院生含む]総合請負業、国家公務員・地方公務員、建設コンサルタント、鉄道会社、道路会社、電力会社、専門建設業者 など教 授皆川 勝・吉田 郁政准 教 授中村 隆司・今井 龍一学 部 生男子37名・女子1名院 生男子10名・女子1名●人口減少下の地域整備●コンパクトな都市の形態とその実現方策●都市・田園を通じた総合的な土地利用計画●道路交通政策に関する研究●情報通信技術の道路交通分野への応用●生体反応を用いた道路施設の安全性・快適性評価●社会基盤施設のマネジメント●ビルディング・インフォメーション・モデリング●既存構造物の効率的な健全度評価手法●信頼性理論に基づく合理的劣化度評価と予測●市民のリスク認知●破壊・崩壊のための数値解析手法とその可視化●災害リスクマネジメント その他都市工学科90

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