研究室ガイド2016
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研究内容社会との接点研究室の横顔研究室をさらに詳しく主な卒業研究テーマ世田谷キャンパス[吉川] 10号館 中2階 [丸山]13号館 2階[白旗]5号館 3階 [栗原]10号館 1階教 授吉川 弘道・丸山 收准 教 授白旗 弘実・栗原 哲彦学 部 生男子36名・女子2名院 生男子8名・女子2名構造安全研究室あらゆる技術・知識を動員して、構造物の安全を評価・確保する常に実務を想定して研究と実験を通じてチームワークが深まる構造安全研究室には4名の教員が所属し、それぞれ一部独立・一部共同で研究を進めています。現代都市の道路・橋梁・鉄道などの都市基盤施設は老朽化し、自然災害に対して脆弱な側面を持っています。当研究室では地震や材料の劣化に対して、耐震性評価、統計・確率論を駆使したリスクマネジメント、コンクリート構造物の維持管理、材料の力学特性の評価、構造物監視システムの構築など、と幅広く研究を行っています。本研究室の成果の一部は、水道施設等の維持管理、地震リスク評価、モニタリング(橋梁等)に活用されています。構造物の安全性に関して、常に実務に有用であることを想定して、様々な研究・開発を行っています。都市基盤施設の設計・施工・維持管理の最適な意思決定方法の開発、より合理的な維持管理手法の検討、劣化や損傷度合いの検査方法の開発、道路・鉄道構造物の耐震設計法、リサイクルによる材料の永久使用など、いずれも実社会が必要とする重要な技術です。4教員のいずれの研究室でも以下を全力でこなしています。●現場見学による実務体験●ゼミや発表会を通じたプレゼンテーション能力の向上●学外発表会における研究成果の公表●企業との共同研究●合宿等を通じて、絆が深まる■研究内容■社会との接点■研究室の横顔主な就職先・進学先[2015年3月・院生含む]ゼネコン、コンサルタント、公務員など都市工学科系の各分野で活躍できます。[吉川]●RC/PC部材の非線形解析と耐震設計法●PCa/PC部材の載荷実験と耐震性能評価●RC床版の補修補強(長寿命化)に関する研究●観光土木学(インフラツーリズム)に関する調査研究[丸山]●確率論に基づく構造物の劣化予測と維持管理戦略●ネットワーク系都市基盤施設の地震リスク解析●橋梁のヘルスモニタリングシステムの開発[白旗]●各種非破壊検査による疲労き裂検出高度化(超音波,渦電流,赤外線)●港湾構造物の耐荷力評価に関する研究●橋梁モニタリングのためのマイコンを用いた廉価な計測装置の開発[栗原]●コンクリートのクローズドリサイクルシステムの開発●ひずみ硬化型セメント複合材料(SHCC)の自己治癒特性●塩害劣化したRCはりの腐食度と微小振動値の変化による腐食判定[吉川]http://www.doboku-watching.com/ [栗原]http://c-pc8.civil.tcu.ac.jp/conkuri/index.html都市工学科93

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