研究室ガイド2017
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●原子力安全性の熱流体面からの解明 ●福島事故に関連ある熱流体研究●受動安全を目指した次世代安全冷却技術●革新的核エネルギーシステム ●原子炉錬金術(核変換) ●トリウム●核燃料デブリ ●新型炉導入シナリオ・戦略原子力で現れる全ての熱流体現象を平易に説明できることを目標に、重要でありながら未解明な項目を研究テーマに立上げます。高圧の気液二相流実験は代表的な研究テーマです。資源/安全/環境/核不拡散/社会受容性の総合的観点からみて望ましい革新的原子炉概念や核反応による原子炉錬金術、核エネルギーの直接変換技術の創生、さらには溶融事故を生じた原子炉から核燃料デブリを回収する技術等について、企業や研究機関との共同研究を通じて、独創的な研究を推進しています。原子力で現れる重要な熱流体現象の実験的解明安全かつ環境と整合する持続可能な核エネルギーの追求[主な卒業研究テーマ]●高圧条件における加熱燃料棒に生ずる液膜とドライアウトの挙動に関する研究●サプレッションチャンバーの改良を伴う受動安全冷却技術に関する研究●水蒸気と不凝縮ガスの混合に関する実験的研究[主な卒業研究テーマ]●放射性物質を環境へ放出しない被覆粒子燃料軽水炉の設計と安全特性研究●重水冷却トリウム増殖炉の核設計に関する研究●長寿命放射性廃棄物の効率的な核変換技術に関する研究教授: 横堀 誠一教授: 高木直行 講師: 竹澤宏樹男子5名/女子1名男子5名学部生学部生男子4名男子4名/女子1名院 生院 生担当教員担当教員世田谷キャンパス 10号館 3階世田谷キャンパス 10号館 3階KEYWORDKEYWORD原子力安全工学研究室原子力システム研究室●核燃料サイクル ●乾式再処理 ●高レベル廃棄物ガラス固化●燃料デブリ ●広域X線吸収微細構造特に溶融塩という高温の媒体をプロセスに使うメリットを活かせるような、燃料デブリや核燃料、放射性物質に汚染された物質を対象とした、合理的な元素の相互分離方法の検討を行っています。その為、本学原子力研究所だけでなく、国内外の放射光施設や核燃料・放射性物質取扱施設を使用し共同で研究を進めています。安全で合理的な放射性廃棄物の処理処分法確立をめざす[主な卒業研究テーマ]●選択フッ化と溶融塩電解を組み合わせた燃料デブリ処理処分方法の検討●高レベル廃棄物中のマイナーアクチニド減量化およびガラス中廃棄物の高充填化を目指した技術開発のための基礎研究●核燃料乾式再処理および溶融塩炉開発に役立つ溶融塩中の各種元素の挙動解析准教授: 松浦 治明男子2名/女子1名学部生男子2名/女子1名院 生担当教員世田谷キャンパス 10号館 3階王禅寺キャンパス(原子力研究所)世田谷キャンパス 10号館 3階王禅寺キャンパス(原子力研究所)KEYWORD放射線応用工学研究室●放射線 ●計測 ●加速器 ●画像計測 ●ディジタル処理放射線計測研究室では、放射線の発生や放射線の可視化を通じ、ミクロな世界からマクロな世界までの様々な情報を入手する研究を行っています。加速器用イオン源の開発から放射線イメージング装置の開発まで、周辺機器開発から応用検査システムまで幅広く研究を実施しています。ミクロな世界の情報をマクロへ取り出す放射線計測[主な卒業研究テーマ]●中性子イメージング法の開発●加速器の開発と応用●化合物半導体検出器用ディジタル処理システムの開発教授: 河原林 順 助教: 羽倉 尚人男子13名学部生男子6名院 生担当教員KEYWORD放射線計測研究室14131516No.13⇒ No.16原子力安全工学科原子力安全工学科5LAB詳しくはこちら原子力や放射線の安全利用を追求する研究室数14

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