研究室ガイド2017
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●有機材料 ●高分子材料 ●機能性分子私たちの研究室では、機能材料の設計を材料構成要素である分子そのものから行い、同時にその高次構造を制御することで新しい機能材料・エネルギー材料の開発を進めています。分子デザインを鍵としたエネルギー材料・機能材料開発[主な卒業研究テーマ]●ブロック共重合体の新しい簡易合成法の開発●軽量水素ストレージの開発●グラフェン類へのヘテロ元素導入による高機能化准教授: 塩月 雅士 男子6名学部生男子3名院 生担当教員世田谷キャンパス 6号館 地下KEYWORD有機合成化学研究室(構造化学)●燃料電池 ●水素 ●発電環境問題やエネルギー問題を解決するクリーンで高効率な発電装置として固体高分子形燃料電池、固体酸化物型燃料電池が期待されています。本研究室では固体高分子形燃料電池、固体酸化物型燃料電池の本格的な普及へ向けて発電効率を向上させるための研究を進めています。世界一強い燃料電池をつくろう[主な卒業研究テーマ]●スルホン化カーボンの固体高分子形燃料電池電極触媒層への適用が発電特性に及ぼす影響●スルホン化シリカ被覆Pt/C触媒の固体高分子形燃料電池電極触媒層への適用が発電特性に及ぼす影響●高酸素利用率発電が固体酸化物形燃料電池の発電特性と劣化に及ぼす影響教授: 武 哲夫 男子6名学部生男子1名院 生担当教員世田谷キャンパス 17号館 1階KEYWORD環境化学工学研究室(燃料電池)●触媒 ●反応工学 ●エネルギー資源 ●資源リサイクル ●バイオマス植物類は光合成を通じて太陽の恵みをエネルギーとして蓄えており、その量は人類が消費するエネルギーの5倍を超えるほどです。私たちは、植物が蓄える太陽の恵みを化石資源の代替に利用することを目指し、天然高分子を分解・低分子化する触媒反応を適切に制御するための化学と工学を研究しています。分子構造変換を効率化する触媒反応の探究[主な卒業研究テーマ]●酸化カルシウム触媒によるバイオディーゼル生成に適した流通反応方式の研究●酸・塩基触媒の組み合わせによるグルコース脱水反応における副生物低減の研究●有機─無機ハイブリッド材料に対する塩基触媒特性の研究准教授: 高津 淑人男子6名/女子1名学部生男子4名院 生担当教員世田谷キャンパス 17号館 2階KEYWORD環境化学工学研究室(触媒・資源プロセス)KEYWORD機能性界面化学研究室35363738No.34⇒ No.38エネルギー化学科●分子組織膜 ●色素増感太陽電池 ●半導体光触媒界面活性剤などの分子が形成するさまざまな分子組織体を利用した機能性材料の調製法について研究しています。これらの分子組織体は構成分子が整然とした配列した秩序構造をもっていることから、吸着や反応のマトリックスに応用することでエネルギーナノ材料の高機能化が期待できます。物質の界面制御を利用した機能性材料の調製法を研究[主な卒業研究テーマ]●カチオン性混合LB膜を用いた二酸化チタン薄膜の調製法と構造制御に関する研究●色素増感太陽電池を構成する各材料の調製法の開発とセル性能への影響の評価●分子集合体の構造を鋳型に用いた半導体光触媒の調製と構造評価教授: 高橋 政志男子5名/女子1名学部生男子2名院 生担当教員世田谷キャンパス 6号館 1階●分子レゴブロック高分子 ●ヘキサアリールビスイミダゾール●有機-無機ポリマーハイブリッド ●マイクロ波合成 ●天然物当研究室では有機合成を基盤として環境に優しい材料の開発を目指して研究を行っています。さらに私達は、材料の物性や機能を追求するだけではなく、人体や生態系に安全で、環境負荷の低減を考慮した省エネルギー的な材料の合成法の確立を目標に日々研究に取り組んでいます。有機合成を基盤として環境に優しい材料の開発を目指す[主な卒業研究テーマ]●分子レゴブロックを利用したリサイクル性高分子の合成●油脂類の有効利用を指向したマイクロ波照射による加水分解反応とバイオポリマーの合成●天然高分子を活用した有機-無機ポリマーハイブリッドの合成 准教授: 岩村 武男子5名学部生男子2名院 生担当教員世田谷キャンパス 17号館 2階KEYWORD有機合成化学研究室(重合化学)3419

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