研究室ガイド2017
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●快適な室内温熱環境 ●健康的な室内空気環境●都市のヒートアイランド緩和 ●省エネルギー・省CO2「建築室内環境」と「都市環境」を対象として、人が健康で快適に暮らすためにはどのようにすれば良いかを研究しています。例えば、自然の風を室内に取り込み、エネルギーを使わなくても室内を快適にする方法を研究しています。また、建物周辺の温熱環境を解析し、ヒートアイランド対策を研究しています。快適で健康的な建築室内環境と都市環境の形成[主な卒業研究テーマ]●住宅の断熱性向上による冬期・入浴時のヒートショック緩和●東京マラソンが夏期に開催された場合のマラソンコースの温熱環境改善手法●紫外線照射による調理時に発生する油煙・化学物質の除去教授: 近藤 靖史男子6名/女子1名学部生担当教員世田谷キャンパス 4号館 4階KEYWORD《建築環境設備学》 近藤研究室●建築環境 ●居住環境学 ●建築保健工学 ●安全 ●健康居住者、執務者の健康・安全性の観点から居住環境の質を評価し、その知見を基に、建築環境の計画法を構築します。実際の住宅、オフィス、学校、病院などの環境工学上の問題点を調査によって抽出し、その改善法・解決法をエビデンスを用いて提案します。居住環境の健康・安全性を科学する[主な卒業研究テーマ]●ヒューマンエラーを考慮した学校・オフィスの環境の質と作業効率に関する研究●統計データおよび実測調査に基づく、熱中症、学校事故、空気質汚染と学校環境設備との関係に関する研究●玩具ブロックや絵本を用いた住環境教育プログラムの開発教授: 岩下 剛 男子9名/女子2名学部生男子2名院 生担当教員世田谷キャンパス 4号館 3階KEYWORD《建築環境設備学》 岩下研究室●建築照明 ●空間心理 ●景観各々の土地の状況をよく観察し、その潜在的な魅力を引き出す環境演出の手法を提案しています。山形県や長野県での夜間の景観照明計画、東北被災地での景観固有性を備えた避難照明計画、都心の商業施設における自然環境の体感を促す空間演出計画などに応用しています。建築と都市の照明・色彩計画と空間心理の研究[主な卒業研究テーマ]●自然環境の体感強化を狙った東急プラザ表参道原宿での空間演出●公と私の空間が連続した山形県金山町の街歩き回廊を巡る光環境の形成●避難路確保と風景の継承を両立させた福島県久之浜町の夜間光環境整備の提案教授: 小林 茂雄男子5名/女子4名学部生男子2名院 生担当教員世田谷キャンパス 4号館 3階KEYWORD《建築環境設備学》 小林研究室KEYWORD《建築材料工法》 大橋研究室●建築構造デザイン ●耐震設計 ●構造解析建物を設計して施工するとき、根幹となるものは建物の骨組みです。骨組みは空間を支えるのみではなく、大地震時においては住民または利用者の命と財産を守るという大きな役割があります。当研究室では建物の骨組み(構造)の地震時性能について研究しています。大地震時における建物の安全性を考える[主な卒業研究テーマ]●コンピューターによる骨組みの地震時シミュレーション●骨組みの地震時損傷評価に関する実験●建物の地震被害データの集積准教授: 大村 哲矢男子8名学部生男子1名院 生担当教員世田谷キャンパス 4号館 3階KEYWORD《建築構造学》 大村研究室4849505152No.48⇒ No.52建築学科本研究室では、集成材で作られた大規模な建物から、現代的な木造住宅、社寺などの伝統的木造まで、木造建築を対象として研究しています。構造性能を中心に、木造建築を構成する部位の、性能と作り方の関係を研究しています。環境に優しく、快適で心地いい、それでいて、作りやすく、美しい木造建築を考えます。安全で地球にやさしい木造建築を普及する[主な卒業研究テーマ]●木造住宅の実物大震動実験による動的挙動に関する研究●伝統的木造建築の構造性能に関する研究●木造住宅の構法変遷に関する研究教授: 大橋 好光男子8名/女子3名学部生男子3名/女子1名院 生担当教員世田谷キャンパス 4号館 3階●地震・台風による木造建築の被害調査 ●木造建築の実物大の振動実験●社寺建築の加力実験22

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