研究室ガイド2018
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148149ユニバーサルデザイン研究室 住宅生産研究室都市生活学部 都市生活学科都市生活学部 都市生活学科 主な卒業研究テーマ 主な卒業研究テーマ 主な就職先・進学先 主な就職先・進学先●自動運転も視野に入れた新しい乗り物のデザイン●高齢者や障がい者の生活を念頭に置いた買物支援システムのデザイン●おもちゃや文房具等のユニバーサルデザイン●首都直撃型大震災における応急仮設住宅の設計提案●マンション維持管理に特化したBIM開発に関する研究●防災意識の継続を目的とした防災アプリの提案◆名鉄観光(サービス業) ◆東武トップツアーズ(サービス業) ◆東京ガスライフバル(サービス業) ◆ベターリビング(専門・技術サービス業) ◆鹿島建物総合管理(建物総合管理業) ◆ヒューマンズ・ネット(情報通信業) ◆高松琴平電鉄(運輸業)◆三井不動産リアルティ(不動産業) ◆東急住宅リース(不動産業) ◆積水ハウス(建設業) ◆ベターリビング(専門・技術サービス業) ◆星野リゾート(サービス業) ◆墨田区役所(公務) ◆東京工業大学大学院進学最近、担当教員が研究開発の中心を担い、グッドデザイン賞を頂いた建物内を自動運転するひとり乗り用小型電動車。包括的な住生活サービスを創造するために必要な技術や情報が統合化されるプラットフォームの構築を目指している。[准教授]西山 敏樹[准教授]信太 洋行担当教員担当教員等々力キャンパス 2号館3階等々力キャンパス 2号館4階研究室の場所研究室の場所男子23名/女子7名男子17名/女子11名男子1名/女子1名男子0名/女子0名学部生学部生院 生院 生誰もが快適に過ごせるデザインであるユニバーサルデザインをテーマとした研究室です。テーマは大学院生・学部生の自身のテーマを尊重しています。駅や空港、病院等の都市空間のユニバーサルデザインから、おもちゃや文房具等の製品のユニバーサルデザインまで、広く研究を行っています。教員も多様な分野でユニバーサルデザインの実践をしてきたので、その豊富な経験に基づく研究指導を行っています。文理のバランスを重視した研究室です。住宅生産とは一般に「住宅をつくること」を意味しており、設計や工事を包含した概念です。高度経済成長期は、住宅の効率的な生産が大きな課題であったが、住宅空間が充足し、人口減少社会に入った今日では、既存住宅を上手く利活用することが求められています。この様な時代の転換の中で、「快適で持続可能な都市生活を実現するモノやサービスとは何か」を主要テーマに、実プロジェクトに触れながら学生自らが問題を設定し、その解決策を探ります。誰もが快適に過ごせるデザインで都市生活の質的向上を持続可能な都市生活に向けたモノやサービスの開発本研究室の特徴は、ユニバーサルデザインと環境低負荷なエコデザインとを融合させて社会全般に貢献している点です。教員の元々の専門はモビリティデザインで、低床なノンステップ電動バス、自動運転で建物内を走るひとり乗り用の車等を開発し、社会の評価を得ています。様々な既存建物の利活用を実現するために、容易に設置可能な内装・設備システムを産学連携で開発し、「所有から利用へ」という新たな豊かさの実現を目指しています。また、それらを長期的に継続させるために必要な、各主体の目的にあった建物情報の構築方法も検討しています。ユニバーサルデザインとエコデザインの融合産学連携による問題解決型アプローチによる開発社会との関わり社会との関わり研究内容研究内容ユニバーサルデザインが新しい当たり前の都市へ社会の変化を踏まえた豊かな住生活の実現に向けてユニバーサルデザインは、生まれて30年余の新しいデザイン哲学です。我々は、ユニバーサルデザインこそがデザインの新しい当たり前にいち早くなるように日々努力をしております。国のプロジェクトや企業との共同研究等に積極的に参加し、産官学連携を重視し活動しています。空き家、環境配慮、職人不足、IoTなど、住生活を取り巻く社会は大きく変わろうとしています。これらの課題を解決し、より豊かな住生活を実現するためには、技術や知恵を統合する必要があります。そのためには事業者だけでなく、住まい手の参加がポイントになると考えています。目指す未来目指す未来http://www.mobility-lab.infoWEBサイト都市生活学科99

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