研究室ガイド2018
102/126

150151演劇教育学研究室発達心理学研究室人間科学部 児童学科人間科学部 児童学科 主な卒業研究テーマ 主な卒業研究テーマ 主な就職先・進学先 主な就職先・進学先●幼児の砂場における仲間入り ─遊びに入れない場面に着目して─●ディズニー映画『アナと雪の女王』における恋愛表現 ─クリストフのアナへの感情の変遷に着目して─●映画『バケモノの子』における蓮の自己開示 ─同年代の友人とshちえの楓に着目して─●児童演劇の制作と公演における学び ─TCU TOY THEATREの経験を通して─●幼児のごっこ遊びにおける現実と虚構の行き来 ─年齢による違い─●『メゾン一刻』における五代裕作という男性像 ─「男性性」と「人間性」の混在─●ディズニー映画『美女と野獣』における『恋愛関係』 ─ベルの野獣への関わりに着目して─●子どもの自己肯定感を育むかかわり●日米のしつけの違いと自発性の発達●きょうだい間の比較が与える心理的影響◆市川市(保育士) ◆私立幼稚園(幼稚園教諭) ◆社会福祉法人保育園(保育士) ◆企業保育園(保育士) ◆ミキハウス(営業) ◆赤ちゃん本舗(営業)◆公務員(渋谷区、港区、横浜市等保育士) ◆渋谷区社会福祉事業団(恵比寿のびのびこども園、本町きらきらこども園、神宮前あおぞらこども園他) ◆東京都市大学二子幼稚園 ◆緑丘保育園 ◆ヒューマントラスト(サービス業) ◆ネオキャリア(サービス業) ◆エクセル東急ホテル(サービス業) ◆大学院進学 など全校生徒27名の小学校での人形劇・朗読劇巡回公演。[教授]小林 由利子[教授]井戸 ゆかり担当教員担当教員等々力キャンパス 3号館2階等々力キャンパス 3号館2階研究室の場所研究室の場所男子1名/女子9名男子1名/女子16名学部生学部生ドラマと演劇のルーツを子どものごっこ遊びであると位置づけ、子どもの遊びを理解するために必要な保育者資質としての「感性」「表現力」「コミュニケーション力」を育成するための保育者養成プログラムの開発をしています。最近は欧州の乳幼児のための演劇作品の調査・研究も実施しています。生涯発達の視点から探究すると同時に、各自の研究テーマにそって、保育・教育、育児、異文化、社会等との関係から考察していきます。研究対象となるテーマは、「保護者支援」「気になる子ども」「思いやり行動」「気がねの意識」「青年期の恋愛心理」「化粧行動による心理的効果」「保育現場における動物飼育の教育的効果」など多岐に亘ります。各テーマにより、文献研究の他、観察法、質問紙調査、インタビュー調査等を用いて進めていきます。ドラマ/演劇を応用して子どもの遊びを理解しよう生涯発達の視点で人間の心身発達を研究し生活に活かす欧州で開催される国際児童青少年演劇フェスティバルで上演されている演劇作品等を日本に紹介しています。同時に、日本の演劇作品を海外に紹介しています。特に、0歳児から3歳児を対象にした演劇作品の重要性と可能性について、日本の児童青少年演劇劇団と幼児教育関係に継続して研究成果を紹介しています。教員は保育巡回指導を通して子どもへの対応、保護者支援等について保育者と共に考え、子ども・子育て会議等様々な子育てに関する行政の仕事においてこれまでの研究成果から提言しています。学生の皆さんは社会のニーズに柔軟に対応できる力を獲得し、高い評価を受けています。乳幼児期の豊か文化的・芸術的体験の重要性子育て支援、相談援助等を通して社会のニーズに対応社会との関わり社会との関わり研究内容研究内容質の高い幼児教育は、将来の質の高い生活につながる自己肯定感をもち自分らしく、人の支援もできる人に!乳幼児時期の質の高い豊かな文化的・芸術的体験は、子どもがおとなになってからの質の高い生活を獲得することにつながっています。豊かな「感性」「表現力」「コミュニケーション力」を持っている保育者に乳幼児がかかわることにより、子どもは楽しくて豊かな幼児教育を体験できると考えます。研究を通して、自ら考える力、人とかかわる力、実践力の養成をしています。それらは、将来保育者になる人ばかりでなく、人として、あるいは、社会の一員として必要な力であり、それらの力を身につけるとともに、卒業後はそれぞれの研究成果を自分の仕事や生活に活かしています。目指す未来目指す未来児童学科研究例:「保育が楽しいと感じられる要因」(保育者へのインタビュー調査より)図は研究の一例です。ゼミでは自由に意見交換できる雰囲気があり、お互いの研究について意見を出し合い、協力して進めています。101

元のページ  ../index.html#102

このブックを見る