研究室ガイド2018
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154155公衆衛生・健康医学研究室子どもの環境研究室 人間科学部 児童学科人間科学部 児童学科 主な卒業研究テーマ 主な就職先・進学先●幅広く健康に関わること(過去の事例:スポーツ、ストレス、家族関係など)●生活習慣に関わること(栄養、休養、睡眠など)●特に、温泉、入浴習慣と健康の関連について(担当教員の研究テーマ)◆社会福祉法人輝雲会あおいそら保育園 ◆学校法人青葉学園青葉学園野沢こども園 ◆社会福祉法人大慈会たつのこはら保育園 ◆学校法人神蔵学園町田こばと幼稚園 ◆フジキ保育室 ◆WITH(保育所・学童保育所運営)入浴に関わる研究などを行っています。授業で学外に出て自然のことを学ぶのは、学生たちにとって楽しい体験のようです。学生たちは様々な発見をすると同時に、グループで作品を作ることは、その後の互いの関係を豊かにするきっかけになっています。[教授]早坂 信哉担当教員等々力キャンパス 3号館2階研究室の場所男子3名/女子11名学部生生活習慣が健康にどのように関係するのか、ということを中心にして幅広く研究しています。担当教員は、これまで医師として特に生活習慣としての入浴・温泉と健康の関連について調査・ 研究しています。熱海市、株式会社バスクリン等と共同で入浴・温泉に関わる研究を実施しています。身近な疑問・テーマを医学的に研究●研究で得られた正しい入浴、温泉医学の知識を、積極的にメディアを通して広く社会に伝えています。担当教員は「世界一受けたい授業」「あさイチ」「林修の今でしょ!講座」など広くテレビ出演もしています。●産学官連携活動として「おふろ部」(株式会社ノーリツ、神戸市)を行っています。おふろ部ではネットメディアを使って広く社会に「入浴の良さ」を広める活動をしています。研究成果、特に正しい入浴、温泉医学の知識を積極的に広く社会に伝えています社会との関わり研究内容お風呂・温泉が人を幸せにする!正しいお風呂や温泉の入り方を広く社会に周知すると共に、お風呂や温泉が人の健康や幸せに役立つことを数値化して示します!●学生の卒業研究では、お風呂、温泉に限らず学生自身が興味がある身近な健康に関わることをテーマに、実際に調査してデータを解析する方法を身につけます。目指す未来http://hayasakashi.wixsite.com/bathWEBサイト児童学科 主な卒業研究テーマ 主な就職先・進学先●メディアと子ども●自然環境と子どもの遊び●乳幼児の成長と親のあり方◆保育所 ◆幼稚園 ◆子ども園 ◆施設 ◆子どもにかかわることのできる会社[准教授]根津 明子担当教員等々力キャンパス 3号館2階研究室の場所男子4名/女子11名学部生現代の乳幼児期の子どもたちは、かつてとは異なり、実に多様な世界に生きています。幼いうちから、親にスマホを与えられ、無心で画面をのぞく子どもたちを、電車内や食事をする場所でよく見かけます。ほとんどがアルバイトをしているゼミ生たちだが、アルバイト先で、子どもたちがずっとスマホに見入っていることにあきれるといいます。食事をしに来たはずなのに、本来なら、食事の最中はスマホをやめるよう、注意をすべきはずの親も、子どもに負けず劣らず、スマホに見入っているといいます。このような「身近な」風景から、物事を考えていくことを大切にしています。難しい事は多々あるが、どうすれば、子どもたちの健やかな成長に寄与することが可能かを、各自の課題を通して考えていくことが大切と考えます。子どもの気持ちを推し量る力を持つ、それが、やがて大人の気持ちも推し量ることができる力に社会との関わり幼稚園・保育所・施設などでの子どもの姿とその背景を学び、より良い子どもの支援の方法を考えます。子どもを知るためには、まず自身の子ども時代を思い返し、うれしかったこと、悔しかったことを思い返してみること。まずは、自分が子どもだった頃を思いだしてみます。さらに、保育所・幼稚園・施設で出会った子どもたちを思い出してみます。また、保育所・幼稚園・施設での実習が、今後の自分の進んでいく方向に、どのような意味を持っているのかを考えることを大切にします。保育所・幼稚園等における子どもの姿とその背景研究内容子どもの豊かな育ちに大切なことは何かを考えよう!現代の子どもたちは多様な事柄に囲まれ、ほしいモノはかなり手に入れることができます。しかし、肝心の人と人とのより豊かな関係性を育てることは、どんどんむずかしくなっています。遊ぶことを大切にし、少しでも子どもが子どもらしく生きられる方策とは何かを考えます。目指す未来103

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