研究室ガイド2018
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総合研究所171172都市基盤施設の再生工学研究センター高効率水素エンジン・エンジントライボロジー研究センター(HEET)総合研究所総合研究所 主な卒業研究テーマ 主な卒業研究テーマ 主な就職先・進学先 主な就職先・進学先●MEMSセンサによる疲労損傷検知 ●無線ひずみ計測による橋梁点検の効率化 ●鋼橋の変形挙動モニタリング●MEMSセンサによる橋梁の簡易変位計測システムの構築●渦流探傷結果画像化システム●エンジンの摩擦損失低減手法及びそのメカニズム解明に関する研究●エンジンのオイル消費メカニズム解析●エンジン燃焼室の冷却損失評価技術の確立及び損失低減手法に関する研究●水素噴流最適化による水素エンジン熱効率向上及びNOx低減の研究◆鉄道・運輸機構(建設) ◆東京電力(電力) ◆首都高技術センター(道路維持管理) ◆横河住金ブリッジ(橋梁) ◆前田建設工業(建設) ◆戸田建設、鉄建建設(ゼネコン) ◆川崎市(官) ◆パシフィックコンサルタント(コンサル)◆トヨタ自動車(輸送用機械器具製造業) ◆SUBARU(輸送用機械器具製造業) ◆スズキ(輸送用機械器具製造業) ◆いすゞ自動車(輸送用機械器具製造業) ◆日野自動車(輸送用機械器具製造業) ◆日立オートモティブシステムズ(輸送用機械器具製造業) ◆ジヤトコ(輸送用機械器具製造業) ◆日本ピストンリング(一般機械器具製造業)構造物の動きや変形から損傷、異常を検知するため、最適なセンサとその設置場所、信号処理の方法を研究しています。また人には見えない破壊の兆候を、ものを壊さずに、どのようにして見付けるか、これらを実構造物を使って研究しています。このためにIoT、画像処理、センサー信号処理、無線通信、AI、ロボット、データベースなどの技術を融合して利用します。研究室独自のエンジンの摩擦・熱損失計測技術では世界でもトップクラスを有し、国内外の研究機関と連携した研究を手掛けています。[教授]小西 拓洋 [講師]関屋 英彦[教授]三原 雄司 [准教授]伊東 明美[名誉教授・特別研究員]高木 靖雄 [客員教授]村上 元一[客員研究員]岩澤 良太 ・ 須田 尚幸 ・ 石川 泰裕[特別研究員]中永 信昭 ・ 松江 弘晴 ・ 山内 眞行担当教員担当教員総合研究所 1階世田谷キャンパス 12号館ACD棟研究室の場所研究室の場所男子5名/女子0名男子6名/女子0名学部生学部生高齢化した都市インフラ構造物を適切に維持管理するための、高精度で効率の高い点検、診断技術を開発しています。主な開発テーマは道路構造物の点検・診断の情報支援システムの構築、画像・信号処理技術を用いた新しい非破壊検査技術、MEMSなど新型センサーを利用したモニタリング・計測手法の開発、新しい接合技術を適用した補修補強法の開発などで、構造物の長寿命化のための先端的な研究と技術開発を行っています。エンジン(水素燃料を含む)の熱効率向上と低公害化研究、主に摩擦損失と熱損失の低減と水素エンジンの高効率化/低NOx化に取り組んでいます。摩擦・摩耗・潤滑面では、ピストン、ピストンリング及び軸受などの摩擦低減、オイル消費のメカニズム解明、熱損失低減では薄膜熱流束センサを開発し、エンジン計測技術では世界トップクラスの研究力を有しています。水素燃焼エンジンの高効率化研究でも高い成果を上げ、国内外との産学共同研究を数多く手掛けています。実構造物を再生させるための点検診断補修技術の高度化を目ざしています次世代エンジンの摩擦損失・冷却損失の低減研究/高効率水素エンジンの研究都市基盤施設の再生の研究開発のために、首都高速道路グループをはじめとする官、民の外部組織から、依託研究、共同研究の要請を受け、研究開発を行っています。これらの組織が直面する都市インフラ再生のための課題を解決することで、安全・快適な社会を支えます。都市インフラ再生のためのメンテナンス技術の開発と高度化社会との関わり本学が基本設計・開発した浮動ライナー式ピストン摩擦計測エンジンや瞬時熱流束計測システムは多くの企業に導入され、薄膜センサ技術は高精度解析モデルの検証用としてエンジン以外の技術産業でも導入が進み、次世代のエンジン開発や新しい産業機器開発/研究のコアテクノロジーとなっています。高度な実験解析研究力で世界の将来エンジン開発に貢献社会との関わり研究内容研究内容未来の都市インフラ再生のための技術開発をになうこれまでに築いてきた都市インフラの多くに経年劣化が進んでいます。インフラを再生させ、長く使い続けていくために、先進の点検診断技術を用いた維持管理マネジメントが求められています。このような目的で当センターは設立されました。橋梁医療の技術は日本に限らず、周辺諸国でも今後重要性が高まっていきます。目指す未来超低燃費エンジンや次世代パワートレインの研究拠点へ2050年においても内燃機関と電気モータの組み合わせによるハイブリッドやプラグインハイブリッドの乗用車は世界で50~70%を占めると予想され、次世代自動車のパワートレインで求められる研究の拠点として産学官連携の研究を推進しています。目指す未来http://fatigue.civil.tcu.ac.jp/artc/WEBサイト男子8名/女子1名院 生男子2名/女子0名院 生114

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