研究室ガイド2018
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機械工学科005006機械材料研究室表面加工研究室工学部 機械工学科工学部 機械工学科 主な卒業研究テーマ 主な卒業研究テーマ 主な就職先・進学先 主な就職先・進学先●各種金属の疲労強度特性に関する研究●ナノ構造による表面の高機能化と発現メカニズム●機能性ホウ化物材料の開発●3価クロムを用いる環境にやさしい工業用クロムめっき法の開発●軸付き砥石による歯科用材料の精密研磨加工●微粒子ピーニングを用いて微細周期構造を作製する技術の開発◆リコー(電子部品製造業) ◆トヨタ自動車(輸送用機械製造業) ◆村田製作所(電子部品製造業) ◆日野自動車(輸送用機械製造業) ◆ANAウイングス(輸送用機械) ◆富士ゼロックスアドバンストテクノロジー(電気機械製造業) ◆西武鉄道(鉄道業)◆三菱重工(製造業) ◆三菱マテリアル(製造業) ◆スズキ(製造業) ◆日本精工(製造業) ◆テラル(製造業) ◆ジーシー(製造業) ◆黒田精工(製造業)材料合成・加工・性能測定まで、材料に関して幅広く研究しています。学生自ら装置を操作し、実験を行います。加工処理方法に応じて、形成される表面は異なる表情を見せ、それによって低摩擦性やはっ水性などさまざまな性質を発揮します。[教授]白木 尚人 [准教授]藤間 卓也 [講師]丸山 恵史[教授]眞保 良吉 [准教授]佐藤 秀明[准教授]亀山 雄高担当教員担当教員世田谷キャンパス 13号館1階・2階世田谷キャンパス 10号館5階研究室の場所研究室の場所http://www.eml.me.tcu.ac.jpWEBサイト男子13名/女子4名男子5名/女子0名学部生院 生男子16名/女子1名男子6名/女子0名学部生院 生私たちの身の回りには「もの」が溢れています。良い材料を作ることで、良い「もの」を作ることができ、材料を適切に評価することで「もの」の故障・事故を未然に察知し対策を立てることが可能になります。材料開発・材料研究を通して世界中の「ものつくり」に貢献します!各種機械装置の耐久性向上や低摩擦化を図る表面処理技術を開発しており、資源の有効利用にも大きく寄与しています。また、生体医療分野への応用として歯科材料の表面仕上げにも取り組んでいます。実用化を目指しめっき業界や他大学歯学部などとの共同研究も盛んに実施しています。世界は材料でできている!?表面技術・環境保全・医療応用で社会に貢献複合材料・表面改質材料といった先進金属材料の強度特性の予知と制御に着目し、新しい材料評価・試験システムの開発を行っています。金属材料の他にも、イオン性高分子やナノ構造制御を用いた高機能性表面の開発とその発現メカニズムの解明、粉末冶金的手法を用いたホウ素系熱電材料・超硬材料の開発等、多種多様な材料開発を行っています。また、研究活動の一環として、開発した材料の性能を測定するための装置作製も行います。金属やセラミックス材料の表面を物理的・化学的に加工処理することにより、その性質を向上させたり、新たな機能を加える研究を行っています。そのアプローチは「金属皮膜をめっきする」、「工具で削る・磨く」、「微粒子をぶつける」などと多岐にわたります。目指す表面も、目的に応じて超平滑であったりナノスケールの微細構造を有していたりとさまざまです。また、リサイクリングなど環境保全の研究にも重点をおいています。材料研究・材料開発を通してサステナブル社会に貢献材料の性能を決める重要なポイント、それは表面である材料×技術=明るい未来環境にもヒトにもやさしい表面づくり「ものつくり」には材料が欠かせません。材料の発展は「もの」や「技術」の発展をもたらします。材料研究・材料開発を通して、人や社会の役に立つ「もの」を創り出し、サステナブル社会の創成を目指します!人間社会を豊かにしていく上では、多種多様な材料を、環境へ悪影響を及ぼさずに加工し、高い付加価値を与えることが重要といえます。本研究室では、環境負荷の少ない表面処理法や、ヒトの健康を支える加工法の開発を行い、表面加工を通して持続可能な社会を実現します。社会との関わり社会との関わり研究内容研究内容目指す未来目指す未来21

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