研究室ガイド2018
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機械システム工学科007008強度設計システム研究室熱流体システム研究室工学部 機械システム工学科工学部 機械システム工学科 主な卒業研究テーマ 主な卒業研究テーマ 主な就職先・進学先 主な就職先・進学先●X線応力測定法を用いた金属材料の溶接部残留応力測定に関する研究●ラインプロファイル解析による機械材料の微視組織評価●ピーニング処理を施した金属材料の残留応力形成・強化機構に関する研究●動脈瘤内流れと血栓形成シミュレーション●環境─人体間の熱平衡予測計算モデルの開発●自動車の後流構造の遷移メカニズムの解明◆SUBARU(製造業) ◆ヤマハ発動機(製造業) ◆日立建機(製造業) ◆日本発条(製造業) ◆リガク(製造業) ◆本学大学院進学◆トヨタ自動車(製造業) ◆日産車体(製造業) ◆IHI(製造業) ◆富士通ゼネラル(製造業) ◆西日本旅客鉄道(運輸業) ◆本学大学院進学 ◆東京工業大学大学院進学X線回折装置を用いて応力測定を行います。この装置では材料に生じているひずみ・応力を測定することができます。熱流体シミュレーションによる解析例。人の健康増進や快適性向上、環境負荷低減、機械システムの高効率化や省エネを実現します。[教授]大谷 眞 一 [教授]今福 宗行[講師]熊谷 正芳[教授]島野 健仁郎[講師]白鳥 英 ・ 永野 秀明担当教員担当教員世田谷キャンパス 11号館4階世田谷キャンパス 10号館1階研究室の場所研究室の場所http://sdsl.mse.tcu.ac.jp/http://www.comm.tcu.ac.jp/~msecfd/index.htmlWEBサイトWEBサイト男子14名/女子2名男子4名/女子0名学部生院 生男子12名/女子2名男子5名/女子0名学部生院 生大型放射光施設(SPring-8)など学外の最先端研究施設での実験といった基礎研究から、企業との共同研究といった応用研究まで幅広いフィールドで活動をしています。航空機・自動車・産業機器など様々な分野において、私たちの研究成果が生かされています。他大学や企業との共同研究を実施し、研究成果を社会に直接フィードバックしています。企業の研究者が学生と一緒に研究に取り組んでくださり、社会で必要とされている技術を共同で開発しています。学生による海外・国内での学会発表も多いです。基礎研究(Science)から応用研究(Engineering)まで共同研究を通じて、ただちに実用可能な技術を開発機械や構造物に用いられる材料の「強度」や「変形機構」に関する研究を行っています。特にX線や中性子線といった量子ビームを用いた測定を強みとしています。大きな材料も小さな原子の集まりによってできていますから、材料の性質を理解するためには原子レベルの現象から理解する必要があります。量子ビームは原子レベルの現象を統計的に評価するのに優れた方法で、他の方法では困難な非破壊測定や高温など環境雰囲気中や負荷中などのその場測定も可能です。私たちの身の回りにある熱や流体の動きを予測することで、人体の疾病診断や快適性予測、機械の高効率化や省エネ化を目指します。研究には、研究室の大型コンピュータや独自開発した測定機器を用います。具体的なテーマとして、医療機器の計算設計手法の開発、自動車のエンジンの高効率化、車体の空気抵抗低減、空調の省エネ化や快適性向上に取り組んでいます。“材料”の“強さ”を“科学”する人体・環境・機械における熱や流体の動きを解析発展していく社会を陰から支える「縁の下の力持ち」健康で快適な社会のための科学技術開発に貢献「より安全で安心、快適な社会」を目指しています。科学技術の進歩によって様々な“モノ”がつくられ・使われていますが、材料の力学的特性を知ることは安全性・生産性など様々な面から欠くことができません。私たちはそれらの研究を通して未来づくりに貢献していきます。熱や流体の解析技術を向上させる私たちの研究によって、疾病の早期発見、空調による快適性向上、自動車の排気ガスの低減や電気自動車の普及などが期待できます。社会との関わり社会との関わり研究内容研究内容目指す未来目指す未来22

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