研究室ガイド2018
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機械システム工学科009010高機能機械制御研究室計測電機制御研究室工学部 機械システム工学科工学部 機械システム工学科 主な卒業研究テーマ 主な卒業研究テーマ 主な就職先・進学先 主な就職先・進学先●車両の省エネルギー最適運動制御●移動ロボットの障害物回避制御●ドローンのフォーメーション制御●宇宙機用絶縁材料の帯電計測技術開発●電力機器用絶縁材料の電荷蓄積評価技術開発●磁気浮上するベアリングレスモータの開発◆本田技研工業(輸送用機械器具製造業) ◆いすゞ中央研究所(輸送用機械器具製造業) ◆三菱電機(電気機械器具製造業) ◆日立製作所(電気機械器具製造業) ◆アズビル(電気機械器具製造業) ◆小野測器(電気機械器具製造業) ◆日本電気(電気機械器具製造業) ◆本学大学院博士後期課程進学◆東芝三菱電機産業システム(製造業) ◆キヤノン(製造業) ◆オリンパス(製造業) ◆日本電産(製造業) ◆富士電機(製造業) ◆村田製作所(製造業) ◆本学大学院進学研究室で設計・開発した関節と車輪を有する脚を持った自律移動ロボット。学生が設計・製作した最新の空間電荷分布測定装置(左)と測定装置の制御・解析プログラム。[教授] 野中 謙一郎 [講師] 関口 和真[教授]田中 康寛 [准教授]三宅 弘晃担当教員担当教員世田谷キャンパス 10号館5階・4階世田谷キャンパス 13号館3階研究室の場所研究室の場所http://www.cl.mse.tcu.ac.jp/lab/http://www.eml.mse.tcu.ac.jp/WEBサイトWEBサイト男子15名/女子0名男子18名/女子0名学部生院 生男子13名/女子3名男子16名/女子3名学部生院 生車両の動力学モデルに基づいた運動解析をすることで、安全性能の向上や省エネルギー走行を実現する制御手法を提案しています。また、ドローンハイウェイ構想を支える基盤技術として風外乱に強いドローンの飛行制御技術を開発しています。多くの企業が最先端技術を用いた研究成果を求めて、我々との共同研究を希望し、実用化された技術も多数です。共同研究は学生が行い、成果は国内外の学会で学生が発表するので、学生による学会発表件数もトップクラスです。これらの経験を経た学生は自信をもって社会へ旅立ちます。車やドローンの安全性能向上企業との共同研究数は学内トップクラス自動車の衝突防止や車線追従、航空機のオートパイロットなど、今日のテクノロジーは制御工学によって大きく発展しました。本研究室では移動ロボットや無人航空機を対象として、未来の動きの予測に基づく制御や複数の機体の協調制御など新しい手法を開発しています。また、制御性能を高めるため、実際に移動ロボットを設計・開発し、理論の検証と改善に役立てています。このように本研究室では、ソフトとハードの両面から制御技術の限界にチャレンジしています。宇宙機や電力ケーブルに使用される絶縁材料を評価するための計測技術や、磁気浮上して回転するモータを制御する技術の開発を行っています。一見まとまりのないテーマのように見えますが、共通しているのは、実際に計測装置やモータなどを設計・作製し、世界に1つしかないものを作り出していることです。学科で学ぶ電気、機械、制御といった基礎的な学問を活かして、実際に最先端の計測制御機器を作製し、常に最先端の研究成果を発表しています。車やドローンの自動運転の最先端制御技術の研究世界に通用する最先端の計測・制御技術開発人や環境に優しい自律移動する車やドローンの実現へ世界で活躍できるエンジニアを育成中!自律移動する車やドローンが人や自然と共存する社会を目指し、安全性能向上のため横滑りなど危険な状況をロボットや障害物の未来の動きを予測し回避する手法や、個々のロボットの詳細なモデルに基づく燃費や運動性能に関して最適な制御手法の開発に向け日々研究しています。現在の研究を進めることで、優れた電力ケーブルや高性能のモータ、長寿命の宇宙機などの開発、ひいては豊かな社会インフラ実現に貢献できると考えられますが、最も大切なことは、世界に通じる計測/制御技術を身につけたエンジニアを育成することだと考えています。社会との関わり社会との関わり研究内容研究内容目指す未来目指す未来23

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