研究室ガイド2018
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原子力安全工学科/医用工学科019020原子力耐震・構造工学研究室臨床器械工学研究室工学部 原子力安全工学科工学部 医用工学科 主な卒業研究テーマ 主な卒業研究テーマ 主な就職先・進学先 想定される主な就職先●肢体不自由者用(片麻痺患者用)パワーアシスト車いすの開発●動物実験による大気圧低温プラズマ再生医療●ロボットマニピュレータを用いた外科手術支援システムの開発●大きな地震に対して原子力発電所がどのように揺れ、どこまで耐えられるのかを解明することに取り組んでいます。●地震や津波によるリスクの評価方法を開発しています。●免震・制震等の地震揺れを軽減する技術とその評価法の開発を行っています。◆コニカミノルタ(電気機器) ◆オリンパス(光学・電子機器) ◆パイオニア(電機) ◆凸版印刷(印刷) ◆日本電産コパル(精密機器) ◆京セラ(電子機器) ◆日機装(医療機器) ◆メテク(精密機械器具)◆電力会社 ◆メーカー ◆設備会社 ◆ゼネコン ◆コンサル ◆研究所 など片麻痺患者用に開発した、片手で操作ができるパワーアシスト車いすです。リハビリに役に立つ支援機能を搭載しています。2011年東北地方太平洋沖地震による耐震構造物(赤線、周期0.25秒)と免震構造物(青線、周期3秒)の揺れを解析した結果。[教授]森 晃 ・ 和多田 雅哉[教授]大鳥 靖樹担当教員担当教員世田谷キャンパス 2号館4階世田谷キャンパス 10号館2階研究室の場所研究室の場所男子11名/女子3名男子12名/女子5名学部生院 生男子2名/女子0名男子0名/女子0名学部生院 生疾患(病気)を持つ患者さん、高齢者や障がいを持つ人々をサポートする“臨床医療技術”、“生活支援・福祉技術”など、幅広い領域におよぶ研究を展開しています。例えば、肢体不自由者が健常者と変わらない生活ができるように自立・支援を行います。研究を通じて、既存の発電所を地震の揺れに対して強くしたり、新たにプラントを造る際のメニューの拡充、国内および国際的なルール作成への貢献を目指しています。また、効率的に耐震補強の効果やリスクを評価する方法を世の中に提供していく予定です。医療・福祉・生活支援を機械工学がサポート!!国内および国際的なルール作りへの貢献を目指して!機械と電気(電子)と医学を有機的に結びつけた医用工学分野(医学の問題を工学的な手法で解決する境界・複合領域)において、機械的な手段を取り入れた技術を構築して臨床、福祉医療などの諸問題を解決することを目指した研究を進めています。主に、実機の設計・試作、および実験的検証を主眼としています。2011年東北地方太平洋沖地震のような大きな揺れであっても原子力発電所に被害を起こさせないために、地震による構造物(機器・配管、建屋、土木構造物等)の揺れの計算や、構造物が壊れるメカニズムの研究を行っています。また、大きな揺れでも被害を生じさせない構造物にするために、既にある構造物を補強する方法の検討や、その効果を効率的に計算する方法を研究しています。誰もやらない研究・人に役立つ研究を目指せ!!地震による被害をなくすために!インクルーシブな社会を目指して!!地震を気にせず安心して暮らせる世の中に!バリアフリー社会、ユニバーサル未来社会、その先のインクルーシブ社会の実現が可能となります。疾患(病気)を持つ患者さん、高齢者や障がいを持つ人々が一般の人々と同じ生活が可能となる、垣根のない社会、共に生きていく社会の実現を目指します。耐震補強方法や、その効果を効率的に計算する方法を研究していく事により、地震の揺れに弱い部分を優先的かつ効果的に補強していくことが可能となるため、地震を気にせず安心して暮らせる世の中により早く近づくことができると考えています。社会との関わり社会との関わり研究内容研究内容目指す未来目指す未来28

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