研究室ガイド2018
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医用工学科021022知覚システム工学研究室(電気・音響)知覚システム工学研究室(バイオデバイス)工学部 医用工学科工学部 医用工学科 主な卒業研究テーマ 主な卒業研究テーマ 主な就職先・進学先 主な就職先・進学先●高周波音に対する聴性脳幹反応に関する研究●ミニチュアヘッドシミュレータによる立体音響技術の研究●裁縫技術を用いた非接触電力伝送用コイルの作製と応用に関する研究●プラズマ照射による火傷・創傷部位の治癒メカニズム解明に関する研究●プラズマ照射・吸入による脳疾患の機能回復に関する研究●生体適合型バイオデバイスによる細胞電位の計測に関する研究◆東京都産業技術研究センター(研究所) ◆日産自動車(自動車) ◆京セラ(電子部品) ◆日本生命(保険) ◆日機装(医療、素材、ポンプ) ◆凸版印刷(印刷) ◆サンケン電気(半導体)◆コニカミノルタ(製造業) ◆日本信号(電気・機械・ソフト系) ◆凸版印刷(製造業) ◆日機装(医療材料)裁縫技術を用いて布に作製した非接触電力伝送用コイル。最先端医療機器と計測システムを用いた実験。[教授]桐生 昭吾[教授]平田 孝道 [講師]小林 千尋担当教員担当教員世田谷キャンパス 3号館1階世田谷キャンパス 3号館3階研究室の場所研究室の場所男子5名/女子2名男子6名/女子0名学部生院 生男子10名/女子4名男子6名/女子4名学部生院 生高い周波数を使った装置が増えています。このような音に対する聴覚特性を明らかにし、ガイドラインの確立に繋げたいです。立体音響技術については、音をリアルにすることを目標として研究を行っています。電力伝送では、服や布袋、または窓越しに電力を伝送することを目標としています。工学、医学、生物学、薬学、農学等の枠にとらわれず、複数の分野が融合したライフサイエンス分野の推進と、エイジング・イン・プレイス(地域居住)を目指した地域連携から国際交流に亘る幅広い取り組みによる社会貢献を推進しています。生活に身近なテーマに関する研究革新的近未来医療によるライフサイエンス聴覚特性に関する研究では、脳波を用いた研究を行っています。特に超音波と言われる20kHzを越える音の聴覚特性の測定を行っています。また、音響信号処理技術については信号処理による立体音響技術の研究を行っています。非接触電力伝送技術では、裁縫技術で作製したコイルによる電力伝送や透明電極を用いた電力伝送技術を研究しています。筒状炭素分子:カーボンナノチューブやシート状炭素原子結合体:グラフェンなどを用いた「生体埋め込み型バイオセンシングシステム」の研究開発と、プラズマを用いた創傷・火傷の治癒、脳・肺・心臓疾患の緩和治療、並びに脳神経・脊髄損傷部位の再生治療を目的とした「革新的医学・工学融合型再生医療」に関する研究を行っています。音響技術や電力伝送技術に関する幅広い知識の習得医学と工学の連携・融合による革新的医療の研究高周波音の安全な利用、音のVR、体内への電力伝送SF映画の世界を現実にする革新的医療の確立高周波音の聴覚特性を解明し、高周波音の安全な利用のためのガイドラインの確立。映像だけでなく、音をより立体的に再現します。服に装着したコイルにより体内埋め込み機器へ体外から電力伝送を行います。現状の最先端医療よりも更に進歩した、人類がこれから目指すべき未来の医療、すなわち健康長寿かつ安全・安心な社会を支える革新的医療による近未来の構築を目的とした研究と人材育成を行っています。社会との関わり社会との関わり研究内容研究内容目指す未来目指す未来29

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