研究室ガイド2018
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医用工学科023024生体計測工学研究室生体認知工学研究室工学部 医用工学科工学部 医用工学科 主な卒業研究テーマ 主な就職先・進学先●体内埋め込み型電子機器への電源供給システムの開発●生体認証システムの開発●脳波解析による思考・記憶・感情の客観的把握◆日本光電工業(医療機器製造) ◆白河オリンパス(医療機器製造) ◆横須賀共済病院(医療機関) ◆日機装(産業用・医療用機器製造) ◆パイオニア(電子機器製造) ◆キヤノン(電子機器製造) ◆トヨタ自動車(自動車製造)ヒトの脳波を計測し、その信号を解析することにより、思考内容、心理状態、感情などを捉える研究をしています。[准教授]京相 雅樹 ・ 島谷 祐一担当教員世田谷キャンパス 3号館4階研究室の場所https://niki-lab.jimdo.com/WEBサイト男子10名/女子5名男子8名/女子5名学部生院 生近年では日常生活機器などへの生体計測、信号解析技術の応用が注目されおり、これに関連する研究を行っています。たとえば現在研究中の生体認証システムが完成すれば、ドアノブを握っただけで一瞬にして登録者を見分けてロックを解除するドアが実現できます。生体計測・生体信号解析技術の一般機器・システムへの応用医学の知識と電子工学の技術を融合させ、在宅医療、予防医学、日常生活の快適性向上、生体機能の代行、生体認証などを目的とした機器やシステムの実現を目指し、生体からの様々な信号・情報の計測・抽出に関する研究や、得られた信号・情報の解析・処理・伝送に関する研究を行っています。医学と電子工学の融合による医用システムの研究・開発医療と健康管理のユビキタス化病院外での医療や日常的な健康管理が注目されており、それに向けて誰にでも簡単に扱える医療機器や、日常生活の中で無意識に健康状態を見守るシステムの研究を進行中です。将来は誰でも、どこにいても、しかも無意識に健康がチェックできるユビキタスな環境が実現されるでしょう。社会との関わり研究内容目指す未来 主な卒業研究テーマ 主な就職先・進学先●ロボットシステムによる頸動脈計測の実用化●全身循環シミュレーションを用いた四肢動脈の血流解析●3Dプリンタによる心臓模型の製作●インプラント用チタンの表面改質における研究●ソフトマテリアルを用いた移乗用介護ロボットの開発◆東芝メディカルシステムズ(医療機器) ◆トヨタ自動車(製造業) ◆富士ゼロックス(ITサービス業) ◆キヤノン(製造業) ◆パナソニックヘルスケア(ITサービス業) ◆コニカミノルタ(製造業) ◆セコム(営業) ◆日本工学院(臨床工学士専門学校) ◆中学校教師 ◆本学大学院進学人間の頸動脈と同じ太さ、硬さを持つ擬似血管、心臓に相当するポンプを含む回路を作り、超音波装置で血流速度等を計測しています。[教授]仁木 清美 [講師]桃沢 愛担当教員世田谷キャンパス 2号館4階研究室の場所男子11名/女子4名男子6名/女子1名学部生院 生医学系教授のもとで、医学に役立つ工学研究を行っています。当研究室の学生は大学時代に学んだ工学知識を医学研究に活かすべく研究に参加しています。研究は他大学や医療施設との交流を持ちながら進めています。また、インプラント用の生体適合性の高い材料の開発と介護者、被介護者の両方にやさしい介護用ロボットの開発を行っています。医用工学の知識を持った技術者の育成と人にやさしい医療材料・機器の開発東京大学生産技術研究所、早稲田大学、名古屋大学、榊原記念病院等と共同研究を行っています。またストレッチングやヨガ、ハンドグリップ負荷等が高血圧や不整脈に及ぼす効果を検討するため、ボランティアを募り、超音波計測を行い、その効果を報告して健康維持に貢献しています。他大学、医療施設と共同研究、超音波計測を通じ健康に貢献社会との関わり研究内容超音波技術の進歩、手術支援への応用と介護社会への貢献新しい超音波計測法や解析方法を提案し、超音波技術の進歩や健康維持増進に貢献できるよう努力しています。3D造形や新しい医療用材料を研究し、医学や介護社会に役立てることができることを目指しています。目指す未来30

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