研究室ガイド2018
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電気電子工学科029030電気機器研究室(電磁システムグループ)電気機器研究室(システム制御グループ)工学部 電気電子工学科工学部 電気電子工学科 主な卒業研究テーマ 主な卒業研究テーマ 主な就職先・進学先 主な就職先・進学先●パルス駆動オールアルミモータの構造と駆動の検討●大推力リニアモータの研究●力・加速度センサを用いた位置センサレス電磁吸引式磁気浮上系●永久磁石形渦電流ブレーキシステムの最適化●薄鋼板加工ラインへの磁気浮上・搬送技術の応用●超高層エレベータの乗り心地および非常停止時の衝撃緩和制御の実現●食事支援用小型ロボットハンドの制御●リニア誘導モータによるμオーダーの精密位置決め◆日立オートモティブシステムズ(機械) ◆日本精機(機械) ◆東洋電機製造(電気機器) ◆太平電業(電気設備) ◆キング通信工業(電子部品)◆東日本旅客鉄道(鉄道) ◆スズキ(自動車) ◆SUBARU(自動車) ◆日野自動車(自動車) ◆日本精工(精密機械) ◆京三(鉄道機器) ◆日本工営(インフラ) ◆キヤノン(精密機器) ◆日立ビルシステムズ(インフラ) ◆本学大学院進学 ◆東京工業大学大学院進学力センサを用いた測定を行っています。紙のように薄い0.1mm厚の鋼板磁気浮上や、ギャップセンサレスでの磁気浮上、位置センサレスでの非接触搬送を達成。[准教授]鳥居 粛[教授]中川 聡子担当教員担当教員世田谷キャンパス 10号館4階世田谷キャンパス 10号館3階研究室の場所研究室の場所男子8名/女子0名男子3名/女子0名学部生院 生男子11名/女子1名男子12名/女子0名学部生院 生広い意味で産業応用機器分野であるため、電気機器のみならず、機械・建築・都市システム等に幅広く用いられる技術に関連しており、応用先も幅広くなっています。●社会が求める安全性。超高層ビル用エレベータの「安全」を追求します。●諸外国の猛追をかわすには製品の高品位化。日本の誇る鉄鋼業において、鋼板の表面劣化を阻止します。●少子高齢化社会が抱える介護問題。食事支援用の優しいロボットハンドを作ります。さまざまな産業への応用を主眼とした分野社会に貢献してこその技術!リニアモーターカーに使われている中核技術、特にリニアモータ・リニアアクチュエータ、各種磁気浮上・磁気支持システム、超電導応用機器などの研究を行っています。さらに、モータの概念を大きく変える意欲的な提案として、環境・資源問題に配慮したオールアルミモータの研究も行っています。次世代につながる、新しい電磁駆動システムを提案することが、研究グループとしての大きな目標です。学生の自由な発想を、教員の指導を受けながら現実味のあるモノに発展させていくことが、この分野の研究の醍醐味でもあります。研究対象を電気的・機械的ダイナミクスから捉え、斬新な制御理論を駆使して、高度に制御されたシステムの構築を目指します。制御の基本は、「高機能化」と「安全性」! 目指すものは、人に寄り添う精緻で優しい動きの具現です。長い間、国の運輸安全や組織安全にかかわった経験をもとに、研究を展開します。リニアモーターカーを支える様々な技術の高度化高度な制御技術で、電気機械と人との接点に挑む!さらに先をゆく技術を研究し、エンジニアを育成します人にやさしいものつくり!リニアモーターカーは、十年後には東京-名古屋を結ぶ大都市間の大量輸送交通機関として、現在建設が進められています。その技術の先を行く、さらに未来の技術を目指して、毎週の研究ミーティングで中身の濃いディスカッションをしながら研究を進めます。教員の指導や学生相互の提案を取り入れつつ、自分で考える力を養い、社会に適応しつつきらりと光るエンジニアを育成します。人あってのものつくりです。安全で安心な製品、高品質な製品、人にやさしい動きをもたらす製品、物つくりに終わりはありません。難しい制御技術を駆使しながらも、人にはやさしい物つくりを目指します。社会との関わり社会との関わり研究内容研究内容目指す未来目指す未来http://toshiko-nakagawa.na.coocan.jp/WEBサイト33

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