研究室ガイド2018
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電気電子工学科031032電力システム研究室電気応用研究室工学部 電気電子工学科工学部 電気電子工学科 主な卒業研究テーマ 主な卒業研究テーマ 主な就職先・進学先 主な就職先・進学先●太陽光・風力発電と電力システムの協調に関する研究●電力変換・貯蔵技術を応用した革新的な電力システム制御●再生可能エネルギー・電気自動車のキャンパス実証●船舶用ディーゼル排ガス中のNOx・PM革新的同時処理技術●植物工場における放電生成物による農作物への成長促進作用●電力機器・設備における高分子絶縁材料の部分放電劣化診断◆電力会社 ◆鉄道会社 ◆建設会社 ◆自動車メーカー ◆電機・電設メーカー ◆計測器メーカー ◆コンサルタント ◆建物管理 ◆本学大学院進学 など◆東京急行電鉄(陸運業) ◆三菱自動車(輸送用機器) ◆富士電機(電気機器) ◆三菱電機(電気機器) ◆東京電力(電気) ◆東北電力(電気) ◆キリン(食料品) ◆日本製粉(食料品)最近導入された太陽光&風力発電の試験設備です。他にも、電気自動車やリアルタイム・シミュレータを研究室に備えています。沿面放電やコロナ放電は高いエネルギーの電子を発生し、エネルギー効率の良い放電化学反応を生じます。[教授]中島 達人 [准教授]太田 豊[教授]江原 由泰担当教員担当教員世田谷キャンパス 3号館2階研究室の場所男子16名/女子0名男子7名/女子0名学部生院 生男子7名/女子1名男子12名/女子0名学部生院 生電力システムは、快適な家庭生活や社会経済活動を支える重要なインフラシステムです。本研究室では、電気特性や電力変換の緻密な解析、太陽光・風力発電・電気自動車の大学キャンパスでの試験、住宅や街を再現するリアルタイム・シミュレーションを駆使して、再生可能エネルギーや電気自動車などの新しいエネルギー機器を統合・調和させる持続可能でスマートな電力システムを実現するための研究を進めています。再生可能エネルギーと調和するスマートな電力システム再生可能エネルギー、電気自動車、電力システムの分野は、技術の裾野や業界も多岐にわたり、国や産業界主導のプロジェクトも多く見られます。電力システム研究室は、多彩なプロジェクトに積極的に参画し、豊富なアイデアやチャレンジングな研究の成果を広く情報発信しています。新しいアイデアを社会や産業界に情報発信しています社会との関わり放電プラズマを応用して革新的な電気集じん技術を開発し、実際の高速道路トンネルに設置されています。現在、海洋汚染問題の解決策として船舶の排ガス浄化装置や、中国で問題視されているPM2.5を捕集する革新的な装置を、企業との共同研究により製品化を目指しています。放電プラズマ技術の応用により革新的実用モデルの開発社会との関わり研究内容放電・プラズマ等で発生する電子やイオン、その他の活性種などによる反応を応用する研究です。オゾンを生成するリアクタの開発をはじめ、NOxやVOC、PMなどの有害物資除去を目指した、環境負荷低減技術を対象としています。また、植物工場などに用いられている水耕栽培に着目し、プラズマにより農作物の成長促進システムを開発しています。さらに、電力機器・設備に用いられる高分子絶縁材料の、部分放電劣化診断なども手掛けています。高電圧技術により持続可能な社会を目指す研究内容ライフスタイルと都市環境の革新を見据えています再生可能エネルギーは環境負荷が少なく安全なエネルギー供給に、電気自動車は大気汚染や騒音が無い都市環境に直接的に貢献することができます。エネルギー供給、ライフスタイル、都市環境を“スマートシティ”へ革新させる未来を見据え、日々の研究に取り組んでいます。目指す未来放電プラズマ技術で環境汚染物質をゼロエミッションPM2.5などの大気汚染は、深刻な社会問題となっています。このような人類の最終課題に対して、放電プラズマはクローザとして期待されています。独自に開発した技術により、環境汚染物質のゼロエミッションが可能となり、持続可能な社会の確立を目指しています。目指す未来世田谷キャンパス 10号館3階研究室の場所http://www.ee.tcu.ac.jp/labsWEBサイトhttp://www.psl.ee.tcu.ac.jp/jp/WEBサイト34

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