研究室ガイド2018
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電気電子工学科/エネルギー化学科033034大電流エネルギー研究室高分子・バイオ化学研究室(機能性高分子)工学部 電気電子工学科工学部 エネルギー化学科 主な卒業研究テーマ 主な卒業研究テーマ 主な就職先・進学先 主な就職先・進学先●電磁熱流体シミュレーションを用いた遮断器の開発●ガスタングステンアーク溶接の放電物理と溶融池の解析●熱プラズマによる廃棄物処理とリサイクル技術の開発●新導電性ポリマーの合成と蓄電・発電デバイス材料への応用●液晶ナノ構造材料の開発と環境エネルギー分野への応用●有機リン化合物の特長を生かした重合触媒の開発◆東京電力(電気・ガス業) ◆東日本旅客鉄道(運輸・通信業) ◆東京急行電鉄(運輸・通信業) ◆日立製作所(製造業) ◆日立ビルシステム(製造業) ◆日立産業制御ソリューションズ(製造業) ◆東光高岳(製造業) ◆日本製紙(製造業) ◆スタンレー電気(製造業) ◆関電工(建設業) ◆東芝プラントシステム(建設業) ◆東電設計(サービス業) ◆本学大学院進学◆日立オートモティブシステムズ(製造業) ◆NTTファシリティーズ(サービス業) ◆イチネンケミカルズ(製造業) ◆アツギ(製造業) ◆矢崎総業(製造業) ◆浜松ホトニクス(製造業) ◆山崎製パン(食品) ◆本学大学院進学プラズマを電磁力で駆動させている様子です。遮断器や電気推進に応用するため、研究を進めています。試料水平型温度可変粉末X線回折装置です。開発した高分子材料、液晶材料、半導体材料などの構造解析や同定に使用します。[教授]岩尾 徹[教授]金澤 昭彦担当教員担当教員世田谷キャンパス 10号館2階世田谷キャンパス 6号館4階研究室の場所研究室の場所男子7名/女子1名男子15名/女子1名学部生院 生男子8名/女子2名男子3名/女子0名学部生院 生電力の発生や輸送の過程で不可欠な大電流技術、特に、電力の安定供給のカギを握る遮断器の研究を行っています。また、これら基礎技術を基に、大電流を用いた放電プラズマの応用研究をしています。これらの研究は、計測と制御を切り札とし、超高速計測、画像処理、電磁熱流体シミュレーション、LabVIEW、MATLAB/Simulinkを駆使して進めています。また、仮説とモデルを立て、それを実証するプロセスを重視し、第三者に伝わるプレゼンテーションのトレーニングもしています。高分子合成化学、材料化学、液晶化学、光化学を基盤として、新規な反応開発から、化合物合成、物性評価、構造制御、新機能開拓、デバイス応用まで一貫して行っています。素材としては自然界に存在する天然由来物質や簡単に入手できる汎用化合物を対象にして、産業上有用な物質へ変換することを目指しています。最近では、新しい導電性ポリマーや有機無機ナノ半導体を開発し、それらの蓄電・発電デバイス材料や有機エレクトロニクス材料への応用を試みています。電力の発生や輸送から、放電プラズマの応用まで未知の高分子を探究して次世代デバイス&新材料を開発大電流技術は、電力の発生から輸送、放電プラズマ応用の利用において必要不可欠な技術であり、私たちの生活を支えています。これら基礎研究にて培われた技術を活かし、活発に企業とプロジェクトを組み、産学連携や共同研究を行うことで、社会に貢献する取り組みをしています。遮断器から、照明、電気推進、廃棄物処理、リサイクル社会との関わり研究内容はシーズ指向、つまり提案型のアプローチが強いと思います。しかし、研究の方向性は次世代の機能材料・デバイス開発に明確にフォーカスされているので、大型の競争的外部資金導入による研究助成事業や大手自動車会社など複数社との共同研究を実施しています。産学官共同で研究を実施して得られた成果で社会貢献社会との関わり研究内容研究内容人々が安全安心に暮らせる豊かで快適な社会に向けて!停電のない安定した電力の供給、倒壊の恐れのない建物、エコで安全な廃棄物処理やリサイクル、鉄道の安全走行、高輝度なランプ、効率の良い電気推進、高融点材料による表面コーティング、核融合発電など、人々が安全安心に暮らせる豊かで快適な社会につながる研究を行っています。目指す未来新材料が未来を拓く鉄鋼、高分子、軽合金、セラミックス、半導体をはじめ新たな材料の出現が社会の変革をもたらし、人類社会を発達させてきました。今後ますます重要となるエネルギー・環境分野、エレクトロニクス分野、医療分野を中心に、革新的技術を導く新材料の創製に取り組んでいます。目指す未来http://www.ee.tcu.ac.jp/labs/hicelWEBサイトhttp://www.ese.tcu.ac.jp/labs/koubunshiWEBサイト35

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