研究室ガイド2018
4/126

《研究》トピックス1工学研究の拠点である世田谷キャンパスでは、新しい研究・実験棟となるC1棟(仮称)の建設が進行中です。延床面積約7917.46㎡の施設で、現存の東京都市大学総合研究所と同様に、外部競争的研究資金に基づいた研究活動を行うための拠点とすることが考えられています。そのほか、工学部エネルギー化学科及び知識工学部自然科学科の実験室・研究室、製図室などが設置され、研究のオープン化や研究者間の相乗効果創出を実現できる環境づくりを目指します。2018年3月、新しい研究・実験棟が完成予定2SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)は、科学技術のイノベーションを実現するため、府省の枠や旧来の分野の垣根を超えて取り組む国家的プロジェクトです。工学部機械工学科(内燃機関工学研究室)の三原雄司教授が提案した「エンジン熱効率向上の研究」など、3つの研究テーマがSIPに採択され、現在、自動車メーカー、各大学との共同研究が進んでいます。国家プロジェクト「SIP」進行中順 位機 関 名件 数1立命館大学2972近畿大学2753慶應義塾大学1964日本大学1695早稲田大学1556拓殖大学 1317東京女子医科大学1268東京都市大学1239大阪大学11710九州大学10832017年1月発表の「平成27年度 大学等における産学連携等実施状況について」(文科省)で、都市大は「民間企業からの受託研究実施件数」全国第8位の好結果となりました。他にも「民間企業からの受託研究費受入額」で第16位と上位にランクイン。都市大の先進的で実践的な研究力は、さまざまな企業から高い評価をいただいています。■民間企業からの受託研究実施件数(上位10機関)民間からの受託研究実施件数全国で第8位矢印部分がエンジン内部の状況を正確に計測するための「薄膜センサ」。3〜6ミクロン厚のセンサをエンジン部品に蒸着させます。→→3

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る