研究室ガイド2018
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情報科学科067068《メディア工学》視覚メディア研究室《情報数理》応用数理研究室知識工学部 情報科学科知識工学部 情報科学科 主な卒業研究テーマ 主な卒業研究テーマ 主な就職先・進学先 主な就職先・進学先●360度観察可能な浮遊型3D映像表示に関する研究●フリーハンドカメラによる3次元モデルの生成に関する研究●脳波を利用したヒューマンインターフェースに関する研究●LDPC符号を用いたARQ方式に関する研究●LDPC符号の性能解析に関する研究●三次元空間における粒子衝突とクラスターが構成されるまでのシミュレーション●カラー画像のコントラストとカラフルネスの向上に関する研究◆日立製作所(電気機器) ◆NTTデータ(情報・通信) ◆ソニー(電気機器) ◆キヤノン(電気機器) ◆凸版印刷(印刷) ◆スクエアエニックス(ゲームソフト) ◆ドワンゴ (情報・通信)◆キヤノン(製造業) ◆エプソン(製造業) ◆日立ハイテクノロジーズ(情報サービス業) ◆日本アイ・ビー・エム(情報サービス業) ◆NTTデータMSE(情報サービス業) など4年生の研究テーマ例:小人達とゲームしょう(拡張現実感の研究)情報(画像、音声等)を通信する際、符号化して通信します。無線等では環境の影響でビット誤りが生じることがあります。それらの誤りを復号器側で見つけ訂正できるように、符号化の際にいろいろな“仕掛け”をします。[教授]包 躍[教授]田口 亮 [講師]新家 稔央 ・ 志田 晃一郎担当教員担当教員世田谷キャンパス 10号館4階・5階世田谷キャンパス 3号館4階研究室の場所研究室の場所男子8名/女子2名男子5名/女子1名学部生院 生男子20名/女子2名男子4名/女子1名学部生院 生VR、AR、MRをリードすべく最先端な3D映像技術、産学連携による実用的な視覚情報処理技術を柱とし、映画スターウォーズの中のホログラフィ、ARアニメ、裸眼3D映画館、立体物の浮遊表示、プロジェクションマッピング等、ドローンや壁面ロボットの自動誘導、工業用検査、医用識別、3D顔認識、赤外線や超音波またはレーザーによる計測、大雪でもクリアに見える監視カメラ、火災監視や増水監視など多枝に渡っています。コンピュータや情報処理・信号処理の基礎理論とその応用に関する研究を行います。具体的には、情報理論、符号理論、音声・音響信号処理、画像処理、生体信号処理、オペレーションリサーチ、最適化等の基礎理論を研究対象としています。またCPUなどのデジタル・システムの設計理論に関する研究、設計支援ソフトウェアの開発、実際のハードウェアの開発なども行います。その他に、物理現象のシミュレーション、並列計算による高速処理などの研究をしています。最先端な3D映像技術と実用的な視覚情報処理技術コンピュータと情報処理・信号処理の基礎理論に関する研究研究室で開発された車部品検査技術は車部品会社の工場で実用化され、研究室で発明された新しい3D表示技術は「WedysⅡ」という商品で商品化されています。また、進行中の企業と共同研究「画像処理による経編ニットの自動欠陥検出」は日経産業新聞2017年3月23日にも掲載されています。企業との共同研究で現場問題の解決と就職後の力に繋ぐ社会との関わり情報処理技術の応用分野の拡大にともない、コンピュータや情報処理・信号処理の基礎理論の重要性が増大しています。例えば、インターネットやデジタル通信における情報通信の信頼性を維持するためのしくみとして、情報理論・符号理論が重要な役割を担っています。情報そのもの(画像、音声等)に対する処理(圧縮、強調、認識等)の研究も重要です。このように具体的応用に近い立場での理論的な研究が「コンピュータや情報処理・信号処理における基礎理論研究」の特徴です。インターネット・マルチメディア社会を支える基盤としての理論研究社会との関わり研究内容研究内容気持良いリアルな3D映像と悪環境に強い視覚情報処理3D映像は古くから人間の夢であるが、現存技術は視覚疲労があります。従来にない気持良いリアルな3D映像技術の開発を目指します。視覚情報処理は監視カメラやロボット等に有用だが、従来技術は雪や粉塵等のある実環境に対応できません。悪環境に強い新技術の開発を目指します。目指す未来基礎理論研究が確かな実用研究を育て社会に貢献します現在のIoT、マルチメディア社会を支える技術は多様な範囲で応用されていますが、その技術を支える基盤が「コンピュータや情報処理・信号処理の基礎理論」です。一見地味に思える基礎理論研究こそが、豊かな未来技術を生む原動力となるのです。目指す未来http://athena.vm.cs.tcu.ac.jp/WEBサイト53

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