研究室ガイド2018
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情報通信工学科075076《ネットワークデバイス》集積化システム・傘サン研究室《ネットワークデバイス》無線システム・岡野研究室知識工学部 情報通信工学科知識工学部 情報通信工学科 主な卒業研究テーマ 主な卒業研究テーマ 主な就職先・進学先 主な就職先・進学先●ダイナミック・アナログ集積回路の開発に関する研究●IoTセンサ・インタフェース回路の高精度化技術に関する研究●超低電力AD変換回路の開発に関する研究●無線電力伝送技術を用いた窓ガラス設置用防犯カメラの開発●ヘルメット搭載VHFアンテナの開発●透明薄型電波防護パネルの開発◆浜松ホトニクス(電機) ◆ルネサスエレクトロニクス(電機) ◆キヤノン(電機) ◆凸版印刷(電機) ◆富士通フロンテック(電機) ◆NECプラットフォームズ(情報) ◆本学大学院進学◆NHK(放送) ◆凸版印刷(デバイス) ◆東芝(半導体) ◆協和エクシオ(通信インフラ) ◆日本コムシス(IT) ◆エプソン(通信機器) ◆セコム(警備・保障)スマートフォンで通話している時の脳内の電磁波強度分布。研究室が研究開発した高精度アナログ・デジタル変換器LSIチップとその背性能評価回路。[准教授]傘 昊[教授]岡野 好伸担当教員担当教員世田谷キャンパス 3号館3階世田谷キャンパス 3号館2階研究室の場所研究室の場所男子8名/女子2名男子7名/女子0名学部生院 生男子11名/女子1名男子8名/女子0名学部生院 生IoT時代の情報化社会を支えるハードウェア基盤である大規模集積回路の高速化、高精度化、低消費電力化の最先端技術を追求しています。エッジ・コンピューティングに使用されるスマート・ディバイスおよびインタフェースに欠かせない集積回路の最新技術を開発し、電子回路の応用分野を拡張していきます。電波を利用した無線通信のメリットとは何か? それは点や線ではなく、面で通信できることです。しかし、電波が人に与える影響はまだ完全には分かっていません。そこで、電波の人体への影響を研究すると同時に、電波の放射方法や、反射・吸収方法を研究することで、「人にやさしいモバイル通信」の実現を目指します。IoT社会基盤の大規模集積回路最新技術の開発と応用シミュレーションと実験による骨太な研究IoT社会基盤を築くために、集積回路が多岐にわたり応用され、インタフェース回路の高精度化と低消費電力化は益々要求されます。研究室で開発したナノテクノロジで実現するAD変換器回路の高精度化技術と低消費電力化技術は産業界に注目され、実用化に向けて着々と取り込んでいます。ナノ時代集積回路の技術課題解決に取り込み、研究成果を産業界に還元社会との関わり「GU」等のアパレル業界で普及が進む無線式のタグは、会計の自動化などにより、人手の省略が可能です。一方で、無線式タグは混信の影響を受けやすく、その解消策を持つ企業はありませんでした。そこで、この分野に当研究室開発の透明薄型電波吸収対を導入し、混信解消に成功しています。ニッチな分野でシェア独占社会との関わり研究内容研究内容人工知能による集積回路設計の実現を目指すアナログ・デジタルが混在する多機能信号処理用LSI設計技術の発展に向けて、人工知能による集積システム開発環境の基盤を構築し、高機能集積回路の設計効率向上を目指して、人工知能を組み込んだ次世代集積システムを開発します。目指す未来見えない電波で全てを見通す電波は目に見えませんが、その電波で、遠く離れた人と時間を共有し、また体の内部や、地下の状況を探査することもできます。このような電波の利便性を活用することで、人に優しく寄り添い、見守る、安全で安心な社会の実現を目指します。目指す未来http://www.is.cn.tcu.ac.jp/WEBサイト57

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