研究室ガイド2018
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経営システム工学科079080《経営管理システム》岡田[公]研究室《市場モデリング》田村研究室知識工学部 経営システム工学科知識工学部 経営システム工学科 主な卒業研究テーマ 主な卒業研究テーマ 主な就職先・進学先 想定される主な就職先●製造業における投資施策が業績に与える影響伝播メカニズムのシステムダイナミクスモデリング●特徴的な経営施策と企業業績の関係を抽出する企業情報マイニング手法の開発●プロジェクト挙動シミュレータを用いた最適リスク対応策の機械学習●フォールトビッグデータ可視化のためのデザイン指向アプリケーション開発●ディープラーニングに基づくWebサイトデザインの評価●ビッグデータ分析によるソフトウェアプロジェクト管理への影響評価◆セコム(セキュリティサービス業[IT部門]) ◆NSD(ITサービス業) ◆NDSインフォス(ITサービス業) ◆京セラ コミュニケーションシステムズ(ITサービス業) ◆マクロミル(マーケティングリサーチ業) ◆本学大学院進学◆IT業界 ◆自動車業界 ◆インフラ業界 ◆公務員 ◆大学院進学など、幅広い就職先を想定テキストマイニングに基づいたソフトウェアフォールトビッグデータの分析結果。岡田研究室で開発中のIT開発プロジェクト挙動シミュレータとそのシミュレーション結果について議論する学生達。[准教授]岡田 公治[教授]田村 慶信担当教員担当教員世田谷キャンパス 16号館2階世田谷キャンパス16号館1階研究室の場所研究室の場所男子11名/女子0名男子4名/女子0名学部生院 生男子10名/女子0名男子0名/女子0名学部生院 生様々な経営施策(開発プロジェクト投資、設備投資、プロセス改革、各部門への目標付与等)が企業業績に及ぼす影響を、予期せぬ副作用や二次的効果も含めて研究します。事例調査、仮設創生、コンピュータシミュレーション等を通じて、影響波及メカニズムを探求していきます。影響波及メカニズムが明らかになれば、経営シミュレータによる経営施策効果の予測やビジネスゲームによる経営トレーニング等にも応用していくことが可能になります。世の中には、動画・画像などのコンテンツデータ、障害情報を管理するためのログデータ、さらにはSNSに代表されるテキストデータなど、様々なデータが蓄積され、いわゆるビッグデータと呼ばれる大規模かつ多様性をもつデータの新たな活用方法が注目されるようになっています。こうしたデータを利用することにより、幅広い問題に対するデータ解析手法を提案するとともに、提案手法に基づくアプリケーションソフトウェアの開発を行っています。経営施策が事業業績に及ぼす影響を副作用も含めて研究ビッグデータを分析し、新たな価値を発見する企業経営では意思決定し実施した経営施策が、予期せぬ副作用を招き意図せぬ結果に終わる場合も少なくありません。経営施策から企業業績に至るまでの影響波及メカニズムを一つ一つ明らかにしシミュレーション可能な形式で知識化していくことで、企業経営の高度化に貢献していきます。影響メカニズムを知識化することで経営高度化に貢献社会との関わりクラウドコンピューティング上のビッグデータを考慮した品質評価のための数理モデルを提案し、提案手法に基づいた様々なアプリケーションソフトウェアを開発してきました。開発されたソフトウェアは、研究室のWebサイト上でオープンソースソフトウェアとして公開しています。ビッグデータを有するクラウドサービスの分析と定量化社会との関わり研究内容研究内容シミュレーションとAI技術で最適な経営判断を支援コンピュータが発展し、機械や電気電子回路では、コンピュータシミュレーションにより起こり得る現象の予測できるようになりました。企業経営においても、経営施策がどんな影響をもたらすのか?シミュレーションとAIを組合せ、最適な経営判断が行える時代も遠くありません。目指す未来知的処理により自動化された便利な社会を実現世界中に蓄積された多くのデータから、ディープラーニングのような技術を用いて特徴抽出することにより、これまで人間が行っていた知的成果物の生産やプロジェクト管理などを自動化できるようになり、便利な社会を実現することが可能となります。目指す未来http://www.comm.tcu.ac.jp/~okadak/WEBサイトhttp://www.comm.tcu.ac.jp/~tamura/WEBサイト59

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