研究室ガイド2018
61/126

経営システム工学科081082《市場モデリング》兼子研究室《人間情報システム》森研究室知識工学部 経営システム工学科知識工学部 経営システム工学科 主な卒業研究テーマ 主な卒業研究テーマ 主な就職先・進学先 主な就職先・進学先●ユーザの嗜好に合致した商品・サービスの推薦システム構築●ユーザにとって有用なユーザレビューのフィルタリングシステム構築●ビッグデータから対象を分類し、構成している複数の集団を取り出すクラスタリング手法の開発●息で操作できるタブレットの研究●人工知能によるSNSの自動解析●コンピュータによる技能の伝承◆クロスキャット(情報処理) ◆日本電気(電機) ◆パナソニックエイジフリー(介護・福祉) ◆矢崎総業(機械製造) ◆トラストテック(技術者派遣) ◆東急ホテルズ(ホテル) ◆損保ジャパン日本興亜ひまわり生命(生命保険)◆日立製作所(電機メーカー) ◆富士通(コンピュータメーカー) ◆大日本印刷(印刷) ◆ヤフー(インターネットサービス) ◆セコム(警備会社) ◆NTTデータ(ICT) ◆本学大学院進学アンケートで得られたデータを、コンピュータに入力し、分析するための準備をしています。消費者の生の反応から、様々な情報を得ることができます。息で操作できるタブレットを開発中の学生にアドバイスをしているところです。[講師]兼子 毅[教授]森 博彦担当教員担当教員世田谷キャンパス 16号館1階世田谷キャンパス 16号館3階研究室の場所研究室の場所男子8名/女子1名男子9名/女子1名学部生院 生男子6名/女子2名男子2名/女子0名学部生院 生人々がモノやサービスをやり取りする市場は、主体が人間であるため、自然科学の法則のようにモデル化することは難しい。一人ひとりは自分の考えやその時の気分で行動しているように見えます。しかしながら、その行動を観察し、データ化し、様々な統計的手法などを適用することにより、市場における人々の行動をモデル化することができるようになるのです。本研究室ではこのようなモデル化を通じ、より効率的で、より有用な様々な施策の提案を行っています。現在IoT時代と呼ばれ、これからのコンピュータは、自動車や家電製品はもちろんのこと、身の回りのあらゆるモノに搭載され、生活環境そのものになっていきます。しかしそれらを使うのは人間であり、ストレス無く使いこなすことができなければ、生活をしていくことができません。森研究室では、現在のコンピュータに限らず、身の回りのあらゆるものを対象に、時には人工知能等の手法を使い、使いやすくて生活を豊かにする製品の開発を目指しています。市場で起きている出来事をモデル化し解決策を見出すIoT時代のユーザ・インタフェースと知的情報処理ネットショップにおける「お勧め商品・サービス」などは、あなたの好みや要求を考慮して表示されているとは限りません。大量の情報に紛れて、本当にほしい情報を見つけることは極めて難しくなってきています。氾濫する情報から、本当に必要な情報をピックアップします。あなたが必要とする情報をあなたのために探します社会との関わり手が塞がった状態で操作できるタブレットの開発など、次世代ユーザ・インタフェースの研究の他、企業からの受託研究で、お年寄りがスマホやタブレットで読める文字の大きさ等の研究や、人間のフィーリングにあったバイクの操作方法などの研究も行っています。企業からの受託研究を通して、社会に貢献しています社会との関わり研究内容研究内容氾濫する情報の中から自分が本当にほしい情報を簡単に人は適切な情報を獲得できていれば、その情報に基づいて最適な行動をとることができるはずです。知らなかった、わからなかったという理由で、最適と思われる行動がとれなくなります。大量の情報に囲まれた私たちが、自分にとって重要な情報を簡単に得られることを目指します。目指す未来誰もが安心で安全な生活環境の実現お年寄りから子供まで誰もが自然に使うことができる情報環境を目指しています。自然なジェスチャーや行動でのコンピュータ操作、生体信号を用いての気分にあった情報を提示、センサーによる自転車の転倒予測など、安心で安全な未来の生活環境と実現していきます。目指す未来60

元のページ  ../index.html#61

このブックを見る