研究室ガイド2018
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経営システム工学科085086《生産システム》細野研究室《生産システム》大久保研究室 知識工学部 経営システム工学科知識工学部 経営システム工学科 主な卒業研究テーマ 主な卒業研究テーマ 主な就職先・進学先 主な就職先・進学先●ボトルネック機械を最適化するジョブショップ・スケジューリング問題の新解法に関する研究●生産方式に対応する納期回答システムの構築に関する研究●生産方式の最適設計アルゴリズムの開発に関する研究●自律分散型生産制御システムの研究●サプライチェーンマネジメントにおける共同計画機能の研究●対人サービス業務におけるマネジメント方式の開発◆NTTデータ ◆日立ビルシステム ◆ユニクロ ◆パイオニア ◆東洋紡績 ◆東海ヒット ◆海上自衛隊 ◆ニコン ◆日本郵便 ◆ネオアクシス ◆ジャパンイマジネーション ◆ビーブレイクシステムズ ◆本学大学院システム情報工学専攻進学◆NTTデータ(情報通信) ◆NECソリューションイノベータ(情報通信) ◆SCSK(情報通信業) ◆トッパンフォームズ(製造) ◆エノテカ(流通小売) ◆ヒルトン東京ベイ(サービス) ◆第4銀行(金融)当研究室で開発された納期回答システムは、見込生産方式から受注生産方式へ、さらに設計・生産システムへと展開されています。設備と部品が相談し逐次契約しながら生産を進めることができる自律分散型生産システムの開発。[准教授]細野 泰彦[准教授]大久保 寛基担当教員担当教員世田谷キャンパス 10号館4階世田谷キャンパス 16号館1階研究室の場所研究室の場所男子14名/女子2名男子2名/女子0名学部生院 生男子14名/女子0名男子0名/女子0名学部生院 生製造業やサービス業を対象に、現代的な諸問題に対応する新しい生産システムを開発する研究を行っています。特に生産管理の基準となるスケジューリングなど、未解決の現実的問題を、独創的な解法を構築するために、最適化技法を適用し、大規模問題の解を導く新手法の開発に取り組んでいます。生産方式に対応する納期回答システムやICT援用教材の開発と制作に関する研究、そのほかに生産に関する様々現実問題に関する問題解決です。製品のライフサイクル(調達・生産・流通・販売・廃棄・リサイクル)の各フェーズと、製品が顧客に供給されるまでのつながりであるサプライチェーンの管理において、生産性向上のために必要とされる生産システムや流通システムの新しい管理技術について研究しています。さらに、近年注目されているサービス提供業務におけるマネジメント技術開発に関する研究にも取り組んでいます。生産システムの発想、開発、設計、評価、解析を研究生産とサプライチェーンのマネジメントに関わる問題発見とその解決理想を追求すると現状が変わります。観光ホテルの「畳の上を走行するハンドトラック」も最善の方法を実現した成功事例のひとつです。最大500人の団体が約400畳の大広間で一斉に行う大宴会に、500人前の宴会料理を提供する調理法と盛付け方法、配膳方法を開発しました。そのほか変わったところでは、車いすの段差を乗り越える独創的な機構を考案した事例もあります。経営システム工学は現実社会の要請に応える学問です。現実の工場とサービス・システムの理想を追求する生産システム社会との関わり顧客ニーズの多様化やグローバル化など、ビジネスを取り巻く環境はめまぐるしく変化しています。従来の管理技術では対応しきれない課題に取り組み、新しい生産管理システムや流通管理システムを提案しています。さらに、企業との共同研究や社会人教育なども行っています。グローバル化した製造ビジネスの効率化に必要な管理技術の開発と支援社会との関わり研究内容研究内容最高の満足度と安心感のある生産システムの理想が実現されます生産システムの理想を追求することは、当研究室の特長のひとつです。その理想を実現するためには、様々な難問題を解決していかなければなりません。現実と理想のギャップを克服するには、人類の英知と独創性が必要です。幅広く解決方法を学び、研究して、多くの人材の養成が最も重要です。目指す未来効率向上を実現するモノ・サービス生産流通システムの開発モノとサービスを作り出すシステム(生産システム)と、顧客に届けるシステム(流通システム)の高度化と生産性向上を目指し、AI技術やBigdata解析技術の利用を可能とするマネジメントシステムを開発します。目指す未来https://www.tcu.ac.jp/academics/knowledge/managementsystems/WEBサイト62

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