研究室ガイド2018
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環境創生学科097098《生態環境分野》咸ハム研究室(環境化学)《生態環境分野》北村研究室(保全生態学)環境学部 環境創生学科環境学部 環境創生学科 主な卒業研究テーマ 主な卒業研究テーマ 主な就職先・進学先 主な就職先・進学先●水質汚染に関する研究●大気汚染に関する研究●土壌汚染に関する研究●洋上風力発電が鳥類に与える影響を評価するための感受性マップの作成●コアジサシ営巣地におけるカラス対策品の効果の検証●八王子市内におけるツバメの営巣箇所の調査と保全策の提案◆沖縄チャンドラー(環境コンサルタント業) ◆東急リロケーション(サービス業) ◆グーン(資源再利用関連業) ◆東急リネン・サプライ(サービス業) ◆帯広市川西農業協同組合(農協) ◆日本年金機構(特殊法人) ◆名古屋大学大学院進学◆オリエンタルコンサルタンツ(建設コンサルタント) ◆ショウエイ(環境・リサイクル) ◆パナソニックESエンジニアリング(施工・メンテナンス) ◆カクヤス(販売) ◆警視庁(公務員) ◆本学大学院環境情報学研究科進学 ◆茨城大学大学院理学研究科進学水質分析の様子(pH、EC、濁度、溶存酸素・炭素、13種イオン、金属成分等の高感度の機器分析可)本学の保全林を整備するとともに野鳥を中心とする生物多様性のモニタリングをおこなっています。[准教授]咸 泳植[講師]北村 亘担当教員担当教員横浜キャンパス 3号館4階横浜キャンパス 3号館5階研究室の場所研究室の場所男子17名/女子2名男子12名/女子7名男子0名/女子0名男子0名/女子0名学部生学部生院 生院 生人間の体や地表生態系は大半が水でできています(約50~90%)。水は人間だけでなく生態系にも欠かせない極めて重要な物質の一つで、水を含む様々な物質循環のバランスと汚染メカニズムを解明することは自然を理解し守る第一歩です。本研究室では、環境変動、水質(水道水源や地下水等)、大気(酸性雨や汚染等)、室内環境(ハウスダスト)、土壌汚染・劣化のメカニズムを解明し、健全な生態系の構築、環境保全、健康や財産を守ることを目指しています。現在の環境問題の中心でもある生物多様性の減少に対して様々なアプローチから取り組んでいます。『生物多様性がなぜ生じるのか?』といった基礎研究から、『生物多様性を守るために何をしたらよいのか?』といった実践を含む応用研究まで幅広く行っています。フィールドワークを中心に、野生動物の生態や進化について調べ、各野生生物の性質に合わせて保全策や環境を創生するための手段を講じることを目的とします。水質保全・環境保全のための汚染メカニズムの解明野生生物と人間との軋轢の解消を目指す研究成果が実社会に反映させるために当研究室では、環境アセスメント手法を提案するなど、直接的な社会貢献を目指しています。また、研究活動を環境NPOなどと共同で行うことにより、研究成果を現場で保全活動に生かせる工夫をしています。社会と共同して生物多様性の減少を防ぐ①水道水源水質、地下水水質、河川水質を守るため、研究成果データをNPOや行政に提供して対策や改善策に役立ててもらっています。②市民、企業、行政と連携して市民科学プログラムを開発・実践することにより環境教育や意識改善の効果が得られることを期待しています。市民、企業、行政と連携して研究成果を活かしていく社会との関わり社会との関わり研究内容研究内容持続可能な社会の発展のための生物多様性保全生物多様性の減少は様々な生態プロセスを経て生態系機能の低下と生態系サービスの劣化に繋がります。当研究室の研究は生物多様性豊かな未来を創造し、生物多様性の減少を防ぐことで真の持続可能な社会の発展に寄与することができると考えています。目指す未来環境保全、健全な生態系の構築、健康や財産を守る水道水源池、地下水、河川などの環境変動を捉え、環境保全と健全で持続可能な環境構築につなげていきます。また、市民、企業、行政、教育機関などが連携して環境問題の解明と解決につなげ、我々の健康や財産を守っていきます。目指す未来http://www.yc.tcu.ac.jp/~yhamu/index.htmlWEBサイトhttp://kitamura-lab.net/WEBサイト70

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