研究室ガイド2018
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環境創生学科099100《生態環境分野》横田研究室(都市生態計画)《生態環境分野》飯島研究室(応用生態システム)環境学部 環境創生学科環境学部 環境創生学科 主な卒業研究テーマ 主な卒業研究テーマ 主な就職先・進学先 主な就職先・進学先●若葉台団地内の外構植栽基盤における雨水保持特性の評価●みなとみらい21中央地区におけるチョウ類生息適地ネットワーク評価●港北ニュータウン牛久保地域における緑地管理活動に対する公園・緑道愛護会の課題認識●建築緑化による暑熱環境緩和効果に関する研究●鉄道軌道敷緑化による暑熱環境緩和、生物蝟集効果に関する研究●緑地のもたらす公衆衛生学的健康効用に関する研究◆国際航業、応用技術(環境コンサルタント) ◆鎌倉市役所(公務員) ◆JA三井リース、三井生命(金融) ◆本学大学院、東京工業大学大学院、筑波大学大学院、横浜国立大学大学院進学 など◆不動産 ◆建設 ◆建設・環境コンサルタント ◆造園 ◆園芸 ◆環境緑地学系・都市計画学系・農学系の大学院進学 など表参道・原宿地域での生態系ネットワーク形成に向けて、再開発が予定される団地外構植栽におけるチョウ類の生息状況を調査。人工面への天然芝生化: 一見普通の芝生に見えるが、アスファルト上に10cmの培地を載せて芝生になっている。芝刈りなどのメンテナンスが重要。[准教授]横田 樹広[教授]飯島 健太郎担当教員担当教員横浜キャンパス 3号館4階横浜キャンパス 3号館5階研究室の場所研究室の場所男子14名/女子4名男子7名/女子5名男子1名/女子0名男子1名/女子0名学部生学部生院 生院 生都市の緑を、生態系としてのつながり(ネットワーク)と機能(サービス)、コミュニティによる管理・活用(マネジメント)、の3つの視点から、空間的に評価します。生態系モニタリング・センシングと緑地環境の分析、最適な都市緑化のための空間情報基盤やツールの構築、に取り組んでいます。景観の変わりゆく街を対象に、生態系、緑の機能、人に関するデータを取得しながら、これからの都市づくりにおける緑地計画・デザイン手法を研究しています。新たな社会資本、グリーンインフラとして、人間社会と生態システムが調和した豊かな環境形成に資する都市空間創出のため、造園学、環境緑地学、生理人類学、公衆衛生学を学びの背景として、技術開発研究から計画学的研究を展開します。すなわち緑(緑地)のもたらす存在効用、利用効用の視点に立ち、安全で健康な、そして持続可能な未来都市社会のあるべき姿を調査研究します。都市の生態系のつながりと機能を可視化する生態系機能と生物の適応能力を応用した地域環境改善企業による生態系配慮としての建物緑化の効果検証や先進モデルづくり、行政のまちづくりにおける生態系を活用した防災・減災、水と緑のネットワークによる水循環と生態系の再生など、都市の緑地の創出・管理に新たな価値を導入し、エコロジカルな地域づくりを支援しています。公園緑地、街路樹、屋上緑化、壁面緑化、軌道緑化、室内緑化など街中で見られる緑は何故必要なのか。これらは都市のお化粧ではなく、都市に生活、就労する人間環境の安全性、健全性を担保するための施設と捉える事が出来ます。これらを実現していくためには、新たな技術開発とともに効果的な緑地配置計画が不可欠となります。地域生態系を活かした都市のエコロジカル・デザイン緑化技術と緑地計画がもたらすグリーンインフラ事業社会との関わり社会との関わり研究内容研究内容自然の恵みを軸とした都市空間と緑地環境の再構築未来都市社会の安全性・健全性を担保するグリーンインフラ都市景観は、土地に応じた環境と、自然の恵み、そしてそこに関わる人の営みから成り立ちます。それらの関係性に注目し、生態系の構造と機能、そして変動を科学的に分析・可視化することによって、現在の都市と自然を診断し、将来に向けた選択肢を提示していきます。未来社会、未来都市の防災減災、環境改善、心身の健康の獲得の切り札として、グリーンインフラとして整備された様々な形態・配置の緑地が相乗的・複合的に機能します。こうして出来た緑地は様々な生物の生息空間やそのコリドーとしても機能し環境の保全再生を担います。目指す未来目指す未来http://ueplab-tcu.net/WEBサイト71

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