研究室ガイド2018
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環境マネジメント学科107108《環境経営分野》フィッツギボンズ研究室(情報マネジメント)《環境政策分野》岡田[啓]研究室(環境・エネルギー政策)環境学部 環境マネジメント学科環境学部 環境マネジメント学科 主な卒業研究テーマ 主な卒業研究テーマ 想定される主な就職先 主な就職先・進学先●オープンデータデータから見られる環境問題への取り組みについて●Twitterに見られる野外音楽フェスティバル参加者の環境意識について●靴から考える消費者行動と環境問題について●交通政策の量的・質的評価●環境政策の量的・質的評価●フィールド調査◆IT業界 ◆商社 ◆メーカー など◆東京急行電鉄(運輸) ◆大和ハウス工業(住宅) ◆インクリメント・ピー(情報・通信) ◆ゼンリン(情報・通信)日常の物資をコンテナで運ぶ国際海運は世界経済を支えると同時に環境負荷も生じさせています。(写真はコンテナターミナルの様子)[講師]フィッツギボンズ 雄亮[准教授]岡田 啓担当教員担当教員横浜キャンパス 3号館4階横浜キャンパス 3号館6階研究室の場所研究室の場所男子14名/女子2名男子18名/女子2名男子0名/女子0名男子0名/女子0名学部生学部生院 生院 生環境問題は個々人が質の良い情報から問題解決のための「知識」を創り出さなければ解決できません。重要なのは、情報ニーズを明確にし、情報を獲得・評価し、既存知識に取り込み、解決策を選択するという「情報プロセス」。情報学を軸に人と情報との関連性や情報プロセスについて研究しています。人体には一見無害だが世界規模で悪化が進む環境問題がある一方で、地域住民に多大な悪影響を及ぼす環境問題がこの地球には同時に存在しています。前者の例としては温室効果ガスによる気候変動問題、後者には開発途上国での大気汚染・水質汚濁問題等が挙げられます。この両極にある問題を経済、制度、インセンティブという視点を通して分析し、評価をする研究を行っています。前者では国際海運・国際航空などの二酸化炭素削減制度、後者はネパールをフィールドとして研究しています。人と情報との関連性から環境問題を考えるグローバルな環境政策を評価し、ローカルの環境問題の調査も実施今日の社会において、情報と関わりがない日はありません。情報プロセスの解明を通して、人々の情報スキルを向上させるための具体的な施策を立案し、環境問題解決に役に立てていきます。実社会における情報スキルの向上を目指して社会との関わり国際・国内の環境問題に関する政策は、作られた後に評価されずそのままになっているケースが多々あります。本研究室で実施した政策を行政や国際組織にフィードバックすることで、政策の改善ひいては環境の改善を促しています。国際・国内の政策を評価して環境改善を促す社会との関わり研究内容研究内容情報スキルの最適化を目指して今後、ますますICT(情報通信技術)が発展していき、今以上に我々を取り巻く情報環境が複雑になっていきます。変化の激しい社会において、人と情報の関係性を研究することで、環境問題解決のための新知識創造に結びつけていきます。目指す未来より良い環境政策にする契機をつくります政策の評価を行ったとしても、直ぐに状況が変わるわけではありません。ですが、評価を行わなければ、政策を変えるべきなのかを判定することはできません。環境政策をよくするための契機となるように、評価を着実に行います。目指す未来https://infomgmt.jp/WEBサイト75

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