研究室ガイド2018
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144145インテリアプランニング研究室都市再生研究室都市生活学部 都市生活学科都市生活学部 都市生活学科 主な卒業研究テーマ 主な卒業研究テーマ 主な就職先・進学先 主な就職先・進学先●藺草(いぐさ)と畳素材がもたらすリラクゼーション効果に関する研究●駆け込み横断を抑制させる歩行者群衆流のマネジメントに関する研究●折紙工学に基づく大型ランプシェード計画 〜origamiを利用した駅空間の活性化計画〜●東京ならではのユニークな若者都市文化●環境心理学の方法によるまちづくりの評価●都市計画のソフトな行政支援技術の開発◆丹青社(空間設計) ◆長谷工コーポレーション(ゼネコン) ◆住友林業ホームテック(住宅メーカー) ◆ルミネ(アパレル) ◆積水ハウス(住宅メーカー) ◆アキュラホーム(住宅メーカー) ◆スペース(空間デザイン)◆横須賀市役所、大和市役所(行政) ◆エスクローエージェントジャパン、東洋プロパティ(不動産第三者評価) ◆タイムズサービス、TKP(不動産有効活用)コミュニケーション増進のためのユーティリティ・ワークトップ制作にかかるプレゼンパネル。東京臨海部の大模型(UR都市再生機構所有)を前に3年生が討論。[准教授]高柳 英明[教授]明石 達生担当教員担当教員等々力キャンパス 2号館4階等々力キャンパス 2号館3階研究室の場所研究室の場所男子7名/女子23名男子17名/女子5名男子0名/女子0名男子0名/女子1名学部生学部生院 生院 生住宅や商業空間、公共施設や駅環境といった全ての空間を科学する研究室です。例えば、ペットと仲良く居住できる集合住宅や、絶妙に心地よい窓辺空間を持つ住宅をデザインしたり、混雑を「賑わい」に変換する商業空間を計画したり、人間行動・群衆流動シミュレーションから駅デザインを考えたり。インテリアプランニングを軸足とし、あらゆる都市生活空間を対象に、人間の心理や感性、物理的な関係の中から、新たなデザインのあり方を見つけていきます。現代の東京は、ビジネスと公共交通とサブカルチャーによって、世界中でここしかないユニークな都市になりました。アニメやファッション、JPOPなどに表れる独特の深みのある生活スタイルが外国の人々からも注目され、発達した鉄道網と広過ぎない道路が、歩いて暮らせる便利さと人々が適度に見守り合うやさしい安心感を形成しています。研究室では、若い学生さんの感知力で東京の隠れた良さを発見し、東京の街をもっと良くする方法を研究しています。インテリアプランニングを軸足として、すべての空間デザインを科学する大都市東京を拠点に都市の公共政策と社会現象を研究地方自治体との協同にて、人口減少・高齢化の進む地方都市に、若年層定住化を進めるべく市庁舎のインテリアデザインを学生と共に提案しています。また情報通信企業との共同研究においては、電子公告サービス・空間情報学等のメディアミックスから、商業・オフィス空間をデザインしています。研究室には、地方自治体や都市再開発を行う企業の方々がよく相談に見えます。担当教授の明石達生は、霞が関の中央省庁、政令市の市役所、国の研究所、東京大学の教授など、行政実務と学術研究の両面で経験を積んできました。実務をよく知る的確な助言に心がけています。常に「産・官・学」の連携で、都市生活学を探求して行きます都市の行政実務と社会科学研究の両面に通じた政策助言社会との関わり社会との関わり研究内容研究内容多様な人間行動を読解し、デザインの未来を目指します都市社会の未来に深みのある提言ができる人材を育てるインテリアデザインの未来も情報化がキーワードです。多様な人間行動を読み解き、商業空間や住宅計画にフィードバックし、ユーザ・エクスペリエンス自体をデザインできる知識基盤を構築します。都市政策には、グローバル経済の只中で才能ある人々が活躍するにふさわしい都市を創造する方向と同時に、都市に暮らす様々な弱い立場の人々もそれぞれ生きがいを持って生活できる社会環境という、複眼的な視点が必要です。強さとやさしさの両方に目配りできる人材を育てます。目指す未来目指す未来http://takayanagihideakilab.web.fc2.com/WEBサイト都市生活学科97

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