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トピックス詳細(新着情報)
2016年10月22日、「第4回 中高生環境・社会活動グループ実践賞」コンテストの表彰式を、本学横浜キャンパスで行いました。
環境ISOフォーラムのプログラムである本コンテストは、環境問題が深刻化している今日において、将来を担う中高生が中心となり、グループで実践的に取り組んでいる環境・社会活動を支援するものであり、公募に参加した全国各地のグループの各活動内容を評価します。吉崎真司環境学部長、中村雅子メディア情報学部長をはじめとする5名の審査委員により、優れた作品が選ばれました。
4回目を迎えた今回から、スウェーデン大使館との協賛による「持続可能なライフスタイル賞(スウェーデン大使館賞)」が新設され6賞での選考が行われました。また、選考結果は、環境新聞社による新聞記事での紹介や、協力機関JFS(ジャパン・フォー・サスナビリティ)により、英語の新聞記事として185カ国に配信されます。
今回は、持続可能なライフスタイル賞の該当はありませんでしたが、最優秀賞と環境コミュニケーション賞を同時受賞したグループもありました。以下、各賞を受賞した4グループとなります。
・「NPO法人 緑のダム北相模 地球環境部」・・・最優秀賞(環境学部長賞)、環境コミュニケーション賞((株)環境新聞社賞)
・「静岡県立富岳館高等学校 キノコ研究班」・・・環境創生学科長賞
・「青森県立名久井農業高等学校 TEAM FLORA PHOTONICS」・・・学校実践賞((学)五島育英会賞)
・「大分県立玖珠美山高等学校 地域産業科チーム Flower’s」・・・地域連携賞((株)東急不動産次世代技術センター賞)
緑のダム北相模地球環境部の代表校である東京都立三鷹市立第二中学校、静岡県立富岳館高等学校 キノコ研究班の生徒たちにより、グループの活動内容のプレゼンが行われました。内容、スピーチともに充実した両校の発表に、本学の学生も真剣な面持ちで耳を傾けていました。また、受賞について、静岡県立富岳館高等学校 クラブキノコ研究班の杉山絵里香さんは、「他校やNPOの協力によって研究活動が成り立っているので、今回の受賞をとてもうれしく思います。受賞を励みとして、さらなる活動の拡大に邁進していきたいです。」とコメントを寄せていました。
吉崎環境学部長による総評では、各受賞グループへの称賛とともに、今回から環境・社会活動グループ実践賞とし、環境活動のみではなく社会活動を審査対象とした意義などを話され、「各地で環境問題の改善に取り組むグループが一層飛躍できる賞であるよう、学部をあげて尽力していきたい」と今後の展望が語られました。各受賞グループと新しいステージへと向かう本賞に向けられた大きな拍手の中、「第4回 中高生環境・社会活動グループ実践賞」表彰式は幕を閉じました。