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トピックス詳細(イベント・行事)
2020年1月8日(水)、横浜キャンパス32A教室にて、本学では初となる「東京都市大学ビジネスプランコンテスト」を開催しました。
同コンテストは、1997年に開学した環境情報学部(現:環境学部・メディア情報学部)の一期生らが発起人となり、実行委員長を中村雅子教授(メディア情報学部 社会メディア学科)が務めて開催したもので、参加資格は本学の学生および若手研究者となります。
2019年10月に募集や事前説明会を開始し、エントリーのあった15チーム(18プラン)の中から、書類審査を通過して最終選考に残った6チームが、卒業生有志の指導によるブラッシュアップを経てコンテストに臨みました。
審査は本学の卒業生でもある起業家の皆さんにお声がけして、審査員長を株式会社オールアバウト代表取締役社長の江幡哲也 氏(1987年電気工学科卒)、審査員を株式会社デジタルシフトウェーブ代表取締役の鈴木康弘 氏(1987年電気工学科卒)、アイロボットジャパン合同会社代表執行役員社長の挽野 元 氏(1992年電気工学専攻修了)、株式会社トリドールホールディングス執行役員の磯村康典 氏(1993年機械工学科卒)という錚々たるメンバーに務めていただきました。
ビジネスプランを発表した6チームとそのプランの概要は下表の通りです。
ビジネスプラン名 |
発表者 |
プラン概要 |
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Mikke!! |
石井杏奈・小倉 瞳・平野美優 |
観光客をより多く誘致し、町のPRをしたい自治体と、安価で旅行をしたい学生とをマッチングするサービス |
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Direct Bridge |
枝迫雄大(環境学部 環境創生学科 3年) |
高校生に対して、大学進学と社会での活躍を一直線上においたキャリアパスを示すサービス |
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Layer’s Agency |
深谷拓実(知識工学部 知能情報工学科 1年) |
コスプレに興味のある男女(とくに男性)に、現役コスプレイヤーを派遣し、メイクの仕方を教え、メイクセットを販売する |
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地元横浜の竹を、都内で有効活用することができるマッチングサイト“竹ログ”の提案 |
森山詢也(環境学部 環境マネジメント学科 2年) |
竹需要が縮小し、余剰竹の問題を抱える竹林所有者と、自然とふれあう機会の少ない都心の小学校とをマッチングする |
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Virtual 地元 |
田中青空(メディア情報学部 情報システム学科 2年) |
企業が有するさまざまな課題を、高校生がファシリテーターの助けを得ながら、PBL(問題解決型学習)によって解決する |
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フリオク |
菅原拓翔(知識工学部 経営システム工学科 3年) |
高額な古着を借りたい若者と、在庫を減らし、利益を上げたい古着屋とを、スマホアプリでつなぐマッチングサービス |
当日は各チームとも、質疑応答も含め約13分の持ち時間を存分に使って、集客のアイデア、サービスの優位性、必要な資金など具体的なビジネスプランをプレゼンテーションしました。厳正な審査の結果、優秀賞には教育問題・社会課題をテーマとした「Direct Bridge」と「Virtual 地元」が、最優秀賞にはビジネス化に最も近いと判断された「Layer’s Agency」が選出されました。
講評に立った審査員長の江幡哲也 氏からは、「どのプランも素晴らしいものばかり。プレゼンテーションも社会人顔負けの上手さだった。今後も熱い思いでビジネスプランを創造してほしい」とのお言葉を頂きました。
また、最後に挨拶に立った三木学長は、「どんな大企業も始まりはスタートアップ企業でした。ビジネスマインドを醸成するには、今日のような機会が本当に大切。ビジネス界をリードする諸先輩方の力を頂きながら、ぜひこのコンテストを継続してほしい」と話しました。