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トピックス詳細(イベント・行事)
2020年9月15日(火)、リチャード・コート駐日オーストラリア大使に対する名誉博士号の授与式ならびに記念講演会を本学世田谷キャンパスにて開催しました。
本学が西オーストラリア州パースを舞台に、エディス・コーワン大学(略称:ECU)およびマードック大学(略称:MU)の協力を得て実施する「東京都市大学オーストラリアプログラム(略称:TAP)」は、駐日オーストラリア大使館 および 西オーストラリア州政府から様々なご支援を受けております。このたびの称号授与は、コート大使の日豪間の関係構築および本学の留学プログラムに対する強い関心や協力に対して行ったものです。
同日16時から始まった授与式は、新型コロナウイルス感染症対策に細心の注意を払い会場とオンラインのハイブリッド型で行われ、来賓の 若宮 健嗣 外務副大臣に加え、本学も属する東急グループを代表し、野本 弘文 東急株式会社 代表取締役会長の他、本学の教職員と学生の代表が参加しました。
同式では、三木学長が次のように式辞を述べました。「私がコート大使に最初にお目に掛かったのは、2015年福岡で開催されたThe 53rd Meeting of the Japan-Australia Business Co-operation Committeeでした。そこでTAPの計画についてプレゼンしたところ、『TAPはいいプログラムですね期待しています』と激励していただきました。大使就任後も両国の交流をより深めることにご尽力されてきましたこと、TAPへのご理解をご協力いただきましたことを踏まえ、本日、大使に名誉博士の学位を授与することを大変嬉しく名誉に思います。オーストラリアに帰国後も、TAP及び東京都市大学の国際活動に興味を抱き、TAP学生がいるキャンパスに足を運び学生達を励まして欲しいと思います。」
続いて実施された記念講演会では、コート大使が本学や来賓・出席者に対して感謝の言葉を述べられた後、次のようにスピーチされました。「オーストラリアと日本の関係は良好です。2020年は様々なことが起きていますが、引き続き良い関係を維持していきたいと思っています。オーストラリアは日本からの留学生の受け入れに積極的です。これまでも受け入れ留学生の人数は年々増加していますし、交換留学や共同研究も盛んです。東京都市大学は、日豪の国際交流を牽引する大学の一つです。今後も私の経験を活かして日豪の関係構築に携わっていきたいと思います。本日は、東京都市大学の名誉博士の学位をいただき大変光栄です。」
講演後には、若宮外務副大臣からの祝辞、マーク・マガウワン西オーストラリア州首相(2017年11月本学より名誉博士号を授与)からのビデオメッセージ、日本・東京商工会議所会頭・日豪経済委員会委員長の三村明夫氏からの祝電が披露された後、TAP参加学生の代表から記念品・花束贈呈が行われました。
今後も本学は、オーストラリア国との結びつきをさらに強化しながら、国際都市東京で存在感を示す有数の大学を目指し、教育・研究・社会貢献活動を積極的に推進していきます。
(職名はいずれも当時)