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トピックス詳細(プレスリリース)
カテゴリー:プレスリリース 更新日:2020/12/07
SDGsの達成に向け、自動車リサイクル業界に景気回復の兆候
東京都市大学
東京都市大学(東京都世田谷区、学長:三木 千壽)環境学部 環境経営システム学科の木村 眞実准教授は、コロナ禍により低迷していた国内の自動車リサイクル業界の景気が徐々に回復しつつあることをアンケートにより明らかにしました。
関係する企業約180社から得たアンケートの回答を分析したところ、景気変化の方向性をあらわす業況判断の景気動向指数(DI)が前年比で、7~9月期は-51.9だったものが、10~12月予想では-39.1と約13ポイント改善していることが明らかになりました。また、業況判断においても「好転」が1.3%増加し「悪化」が11.5%の減少となりました。
SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けては、リサイクル等による資源の有効活用が求められていますが、多くの資源を投入する自動車のリサイクルは、現時点、まだ十分とは言えない状況にあります。今回の調査により、コロナ禍にも関わらず、自動車のリサイクルが進みつつあるという傾向が見えたことは、SDGsの達成に向けた明るい兆しと捉えることが出来ます。
なお、この調査結果の詳細は、一般社団法人日本自動車リサイクル機構の「第1回 景況調査報告 2020年7月~9月期」に掲載しました。
・http://www.elv.or.jp/media/Rakude/20201201112233-vol.141_20201201.pdf
(3~4ページにて紹介)
<取材申し込み・お問い合わせ先>
企画・広報室(E-mail:toshidai-pr@tcu.ac.jp)