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トピックス詳細(イベント・行事)
2024年8月1日(木)、SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)スクランブルホールにて、シンポジウム:社会を変える未来の人づくりを考えよう「真のイノベーション人財を、“公教育”でどう育てるか?」を開催し、一般社会人・企業の方、本学学生・教職員の他、大学関係者など100名以上にご参加いただきました。
シンポジウム開始前には、本学学生による「正課授業SD PBL※(3)およびひらめきプログラムで取り組んだプロジェクト」と題したポスター発表が行われ、会場のムードを盛り上げました。来場者の中には、本学の卒業生も多く、学生の発表に熱心に耳を傾けながら、時には談笑する様子が見受けられました。
その後始まったシンポジウムは、野城智也 学長の挨拶から始まり、続いて、トヨタ自動車株式会社の向川 真太郎 氏より「私が受けたSTEAM(PBL)教育と、これからの大学教育への提言」と題してご講演をいただきました。その中では、ご本人が学生時代に受講されたPBL科目の授業内容と現在同氏が携わる新規事業との親和性や、チームビルディングから始まりモノづくりまでのPBLプロセスが自社の新製品の開発プロセスと類似していることなどを、ユーモアを交えながらご紹介いただきました。
その後、「東京都市大学の新しい教育・カリキュラムへの挑戦」と題し、本学が取り組む教育施策について、教育開発機構の伊藤通子 教授と杉浦正吾 教授、都市生活学部の西山敏樹 准教授から、それぞれ全学必修科目の「SD PBL※」、文部科学省「知識集約型社会を支える人材育成事業」に採択された「ひらめき・こと・もの・くらし・ひとづくり」プログラム、研究室や都市に関する研究について、紹介しました。
シンポジウムの最後には、副学長(研究担当)柴田 随道 教授の司会により、向川氏、伊藤教授、杉浦教授、西山准教授が登壇し、会場も交えて全体ディスカッションを行いました。その中では、「新しい知の創出には言葉がとても大切。例えば同じ言葉であっても専門分野によって解釈が異なってしまうことがある。どのように授業を行うべきか?」という会場からの質問に対し、登壇者からは「教員側も理系・文系問わず異分野同士、苦手部分をカバーし合い丁寧に対話を重ねて相互に協力して授業を実施することが求められる。」というような意見交換が行われるなど、瞬く間に時が過ぎた教育開発機構主催のシンポジウムは、盛況のうちにその幕を閉じました。
* SD PBL(Sustainable Development Project organized Problem Based Learning)
持続可能な社会の発展に資する人材育成という本学の教育目標のためのオリジナルなPBL。
当日のプログラム内容 |
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ポスターセッション |
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1 |
18:00 |
本学学生による「正課授業SD PBL(3)およびひらめきプログラムで取り組んだプロジェクト」のポスター発表 |
トークセッション |
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2 |
19:00 |
開会の挨拶:東京都市大学 学長 野城智也 |
3 |
19:10 |
基調講演 |
4 |
19:30 |
02 東京都市大学の新しい教育・カリキュラムへの挑戦 |
5 |
20:15 |
ディスカッション |
6 |
20:50 |
閉会の挨拶:東京都市大学 副学長(教育担当)田口 亮 |