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トピックス詳細(イベント・行事)
2017年9月30日(土)・10月1日(日)に、みなとみらい地区クイーンズスクエア横浜で開催された「ヨコハマ大学まつり2017」に、本学から環境学部5研究室(リジャル研究室、室田研究室、フィッツギボンズ研究室、横田研究室、咸研究室)が参加しました。
ヨコハマ大学まつりとは、「大学と地域がつながるまち」をテーマに、横浜市民の方々に大学について知ってもらい、より身近に感じてもらおうと、横浜市内にキャンパスを持つ28大学が集結し、ワークショップやステージ発表を行うイベントです。
6回目の開催となる今回は、主に小学生を対象とした「こども体験教室」や、中高生を対象とした「キャリア教育講座」、学生によるステージパフォーマンスなど様々な催しが行われました。その中で、本学からは上記研究室の学生らが、日頃行っている研究について分かりやすく丁寧な説明を行い、訪れた方々に研究成果を発表しました。
■リジャル研究室
「快適温度を占う」をテーマに、同研究室の新谷さんと鈴木さんが、これまで研究してきた「快適温度」や「なぜ快適温度が重要なのか」その理由や背景について紹介しました。また、本イベント会場で快適性に関する調査を行い、訪れた方々の快適温度はどのくらいなのかを、実際にその場で測定を行い提示する場面も見受けられました。
■室田研究室
「どう感じる?身近な緑」をテーマに、同研究室の中栄さんがこれまで研究してきた「街中緑化」について、緑化を行うことによって商店街にはどのようなメリットをもたらすことができるのか、また来街者の気持ちや行動にどのような変化が表れるのかについて、紹介しました。その後、会場を訪れた方々に写真を見ながら「緑」の見え方や捉え方について議論いただき、中栄さんより「性別や年齢によって感じ方が変わってくる」などといった提言もありました。
当日、中栄さんが発表した内容につきましては、こちらからご覧いただくことができます。
■フィッツギボンズ研究室
「英語で環境問題を学んでみよう!」をテーマに、アメリカの映画(ザ・シンプソンズ)を題材に取り上げ、身近な環境問題について英語で学んでもらえる企画を展開しました。これは、同研究室に所属している和田さんの研究分野であり、アメリカ映画を見ながら環境問題を学べたら良いのではないかと想い、現在研究を進めています。参加してくれた子どもたちは、最初、慣れない英語に戸惑っていましたが、徐々に緊張もほぐれ、英語を楽しく勉強していました。
■横田研究室
「身近な緑と水の大切さについて知ろう!」をテーマに、緑が人にどのような恵みを与えているのか、生活を豊かにしているのかを紹介しました。どうして身の回りに水が必要なのか、緑と水の関係性など、クイズにチャレンジしながら楽しく学びました。参加した子どもたちからも積極的な答えが返ってきて、会場内は活気に溢れていました。横田先生からは「水と緑はお互いに大事な役割を持っており、人の住む社会にも大切な役割を持っている。都市の緑を守り育てながら、人や生き物にとっての水の流れも再生できる。今日の講座がみどりを勉強するきっかけになってくれれば嬉しい。」といったメッセージがありました。
■咸研究室
同研究室では、「中国内蒙古自治区阿拉善盟の塩類集積層における土壌改良材の添加実験」・「相模湖の調査」など、水質に関わる4テーマについて、学生が日々卒業研究として取組んでいる内容を発表しました。それぞれの発表に対して、会場からは熱心な質問が寄せられ、普段では気づく事のできない新たな発想が生まれ、活気のある素晴らしい意見交換の場となりました。