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トピックス詳細(プレスリリース)
明和地所株式会社
東京都市大学
明和地所株式会社(代表取締役社長:原田英明)と東京都市大学(学長:三木千壽)は、相互の発展と共同住宅における住まいの質の向上を図るため、環境共生型マンションにおけるバルコニー緑化がもたらす温熱環境改善効果の有効性に関する共同研究プロジェクト(※)を、2018年7月に発足させました。
本プロジェクトは、「クリオ横濱綱島」でモニターを集い、調査を進めております。
東京都市大学 環境学部環境創生学科のリジャル ホム・バハドゥル教授を中心に、株式会社チームネット(本社:東京都世田谷区、代表取締役:甲斐徹郎)と共同で調査・研究を推進してまいります。
○研究目的 居住者が植物を用いて自分の暮らしを豊かにするための仕掛けを
「社会最小単位のグリーンインフラ」と捉え、その有効性を検証する。
○研究概要 ①バルコニー緑化による温熱環境改善効果の検証
バルコニーで実施される緑化(緑のカーテン)による直達日射の遮蔽及び表面温度上昇抑制による
気温・体感温度上昇抑制効果の分析を行う。
②バルコニー緑化によるエネルギー利用低減効果の分析
室内温度上昇の抑制効果について、冷房設備のエネルギー利用料を指標として、
バルコニー緑化の有無による違いの分析を行う。
③居住者のバルコニー緑化取組による快適環境づくりへの参加度分析
バルコニー緑化による効果を体感した居住者の行動の変化を実際の行動記録に基づいて
分析を行う。
○研究期間 2018年7月20日から2020年3月31日まで
○調査対象 クリオ横濱綱島(分譲済み) マンション居住者9世帯を対象
クリオ横濱綱島:パッシブデザインの思想に基づき、風や緑などの自然の力を巧みに取り入れ、
夏を心地よく過ごすための工夫に加え、太陽光発電と蓄電池、エネファーム等の先進システムを
導入した環境共生型住宅
(※)本プロジェクトは、東京都市大学が採択された「平成29年度私立大学研究ブランディング事業」(文部科学省)の一環として行っています。
■学校法人五島育英会 東京都市大学
【所在地】工学部、知識工学部、大学院総合理工学研究科
(世田谷キャンパス)東京都世田谷区玉堤1-28-1
環境学部、メディア情報学部、大学院環境情報学研究科 [環境情報学専攻]
(横浜キャンパス)神奈川県横浜市都筑区牛久保西3-3-1
都市生活学部、人間科学部、大学院環境情報学研究科 [都市生活学専攻]
(等々力キャンパス)東京都世田谷区等々力8-9-18
【学長】三木 千壽
【創立】1929(昭和4)年
【WEBサイト】http://www.tcu.ac.jp
<リジャル ホム・バハドゥル 環境学部環境創生学科教授 略歴>
京都大学 大学院工学研究科環境地球工学専攻 博士課程修了。博士(工学)。京都大学・OxfordBrookes大学・東京大学研究員を経て現職。
専門は建築環境工学。建築気候・環境適応に関する研究を行い、国内外の学会で数多くの論文発表。日本建築学会奨励賞受賞など。
■株式会社チームネット 会社概要
【代表者】代表取締役 甲斐徹郎
【本社】東京都世田谷区桜2-21-23 経堂の杜106
【事業内容】環境共生をテーマとした住環境プロデュース会社。
個人住宅や集合住宅から大規模宅地開発・まちづくりまで多くの実績を持つ。
【WEBサイト】https://www.teamnet.co.jp/
■クリオ横濱綱島(分譲済み)物件概要
【所在地】 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目5番7(住居表示)
【交通】 (1)東急東横線「綱島」駅徒歩13分(2)東急東横線「日吉」駅徒歩18分
【構造・規模】 鉄筋コンクリート造・地上7階建
【総戸数】 67戸(住戸66戸、管理事務室1戸)
【竣工時期】 2018年3月竣工済み
※本リリースは現時点での情報を基に作成されており、変更になる場合があります。