卒業生インタビュー / 藤田 真理子さん

学生時代に学んだシステム全般の知識を活かし
銀行間の決済に関わるシステムを開発。
株式会社NTTデータ 第四金融事業部
藤田 真理子
工学部 コンピュータメディア工学科※ 平成22年卒業
東京都・隅田川高校出身
※現 知識工学部 情報科学科
社会的に影響の大きい仕事に達成感と成長を感じます。
現在は主に金融事業に関わる部署で銀行間の決算に関わるコンピュータシステム開発を行っています。例えば、今まで銀行が開いている時間にしかできなかった金銭の受け渡しをいつでもできるようにするなど、銀行の新しいサービスをコンピュータシステムでサポートしています。多くの企業の決算取引などに利用される、社会的に影響の大きい仕事ですので、当然壁にぶつかることも多いですが、やりがいや達成感、成長した実感などもその分大きいです。これからは幅広い視野をもって新規案件に携わり、そしてどんな仕事も楽しんでこなせるようになりたいと思っています。そのためにも日々学ぶ姿勢を大切に、まだまだ成長し続けていかなければと感じています。
学生時代には仕事で必要なコミュニケーションを高めました。
プロジェクトは常に大人数で進行するため、社内社外ともにコミュニケーションの質と量が問われます。細かいことでも情報共有を的確に行うことが重要です。また、仕事の中で、直接お客様とやりとりして要望を聞き、提案を行うといったこともしています。そうした中で必要となるのが、相手の立場に立って物事を考える力です。学生時代、研究室でレポートを提出する機会が多く、その過程で、なぜこの考えに至ったのか、要点はどこか、と論点をまとめ相手にわかりやすく伝えるスキルが身につきました。授業でも、コンピュータの基礎知識をハード・ソフト関わらず幅広く学べたため、コンピュータシステム全体を扱う今の業務でその知識が活きていると感じます。
「楽しい」と思える仕事を、将来の選択肢に入れてみてください。

私は高校生のときから何となくコンピュータシステムに携わりたいという想いを持っていました。それは、いろんな会社と関わることができるから、常に新しいことができて楽しそうと思ったからです。学生の時点で将来を決めるのはなかなか難しいと思います。そうした中で私は「どうせ働くなら楽しいほうがいい」という軸を持っていました。自分がやっていて楽しいことなら続けることができ、仕事の成長も早いと考えたからです。これも一つの考え方の参考にしていただけたら嬉しいです。学生時代は好きなこと、楽しいことがとことんできる恵まれた環境です。ぜひ今のうちから、色々なことを楽しんでみてください。