卒業生インタビュー / 望月 充子さん

相手を理解したわかりやすい説明で、学生の就職活動を応援したい。
共同印刷株式会社 人事部 人材開発課
望月 充子
環境情報学部 情報メディア学科※ 平成19年卒業
東京都・立川高校出身
※現 メディア情報学部
わかりやすい説明で、気づきが生まれる。
将来はデザインに携わる仕事がしたいと考え、学生時代は情報とデザインを学びました。印刷会社を就職先に選んだのは、企業説明会で印刷という仕事の内容を知り、普段手に取る商品パッケージや印刷物に詰まった、たくさんのアイデアに魅力を感じたから。入社後は、パッケージの営業、そして開発を担当し、現在は人事部で採用業務を担当しています。大学生向けの企業説明会では、当社を詳しく知らない学生に、事業内容、印刷業界を理解してもらうためにプレゼンテーションを行っています。企業説明会では、私が印刷の魅力に気づけたように、相手に気づきを与える、わかりやすい説明を心がけています。
自分の考えを伝えるために、受け手の視点で考える。
相手に伝えるためには、自分の当たり前ではなく、相手の立場に立って考えることが大事です。企業では当たり前のことでも、学生にとっては初めてのことかもしれません。当時の自分と重ねながら、理解できるプレゼンテーションかどうかを常に考えています。学生時代には、コミュニケーションデザインを学ぶゼミに所属。絵文字などの視覚表現を使って相手にメッセージを伝える方法を追究しました。ゼミでは発表や議論をする機会が多く、自分の考えをどうすれば相手に伝えられるかを常に考えていました。コミュニケーションの方法やプレゼンテーション技術を身につけるとともに、受け手を意識する視点の大切さも学ぶことができたと思います。
人に携わるやりがいのある仕事。

人事部での業務は新しいことばかりなので、日々挑戦することばかりです。でも、どんな業務でも大切なのは、人と人との関係。相手への気配りを怠らないことで、お互いが気持ちよく仕事ができる環境づくりができると思います。就職活動をしている学生に対しても、しっかりと向き合うことで不安が解消され、就職活動、そして入社後への満足につながるはずです。一人ひとりの生活に関わる大切な仕事なだけに責任もプレッシャーも大きいですが、人に携わることにやりがいを感じています。これから大学をめざす皆さんも、人と人との関係を大切にしてみてください。そして、勉強、サークル活動、ゼミなど学生生活を思いっきり楽しんでほしいと思います。