東京都市大学 研究者一覧
118/282

116 TCU Research Directory准教授 岡田 啓経済学 経済政策所 属環境学部環境マネジメント学科所 属研究室環境政策分野 岡田[啓]研究室(環境・エネルギー政策)H P─分 科細 目研究内容と目指すもの経済活動、都市活動といった社会の中におけるすべての人間活動が環境問題の発生源となっています。社会は肉眼では見ることはできません。そこで、経済学や計量経済学をベースにしたモデルを使って、経済活動起因の環境問題のメカニズムや環境政策の効果を見ています。交通を主な分析対象としています。モデルを使って環境問題を見ることで、同時に、現代経済・社会はどのようなものなのか、どのようにあるべきなのかについても考えています。1国際海運、国際航空起因の環境問題軽減政策の研究最近の研究テーマ2業績・プロジェクト・産学連携等3“Is an Increased Elderly Population Related to Decreased CO2 Emissions from Road Transportation?”, Energy Policy, Vol.45.“Simulation analysis of Emission Control Areas for reducing air pollution: ECA size, locational shift of ships, and environmental benefits”, IAME 2015など 22件論 文科学研究費補助金 若手研究(B)、航空政策研究会若手研究者研究助成外部資金世界経済の成長に伴い、国際海運・航空の利用が増加しています。増加に伴い、それらからの環境問題を無視できなくなっています。これらに対処するために国際機関で経済インセンティブを使用した政策が検討されています。しかし、それらの政策の効果や問題点はあまり検討されていません。そこで、本研究では、国際海運や航空の分野で検討・実施されている環境政策を定量的に分析・評価しています。社会科学交通経済学環境経済学人口構成の変化と道路交通からの環境問題医学や栄養状態改善により寿命が延びています。これにより、高齢者の割合など人口構成が変化しています。人口構成が変化したときに道路からのCO2排出がどのように変化するのでしょうか。この研究では、この人口構成の変化と交通環境問題の関連性を定量的に分析しています。研究者情報

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です