東京都市大学 研究者一覧 123/282

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TCU Research Directory 121 教 授 大塚 善樹社会学 社会学所 属環境学部環境マネジメント学科所 属研究室環境政策分野 大塚研究室(環境思想と農業食料問題)H P─分 科細 目研究内容と目指すもの近年の急速な生命科学の発展は、人間や社会のあり方を根本的に変革する可能性を孕んでいる。しかし、そのような変革が実は現代の社会のあり方を反映していることに対する社会の自己認識は十分とは言えない。そこで、生命科学の理論や実践が、農業、食料、環境、医療などの具体的な社会領域でどのように形成されているか、また社会の自己認識としての生命に関するコミュニケーションはどのようにあるべきかについて理論的な研究を行っている。1レジリエンス概念の社会適用最近の研究テーマ2業績・プロジェクト・産学連携等3大塚善樹(2014)「想起によるレジリエンス概念の再構成について」『環境社会学研究』20: 37-53. ; Otsuka, Y. (2013) Constructing Otherness: the Politics of Bioscience in Japan, Journal of Group Dynamics, 30: 322-340. など29件論 文桝潟・谷口・立川編(2014)『食と農の社会学―生命と地域の視点から』ミネルヴァ書房など著 書生態学の社会生態システム(SES)理論から生まれたレジリエンス概念が無批判に社会に適用されつつある。この状況は、既存の社会構造を正当化するだけで問題である。そこで、社会変革の可能性を付与するために、レジリエンスの経路依存性(右図)に下位システムからの想起の経路を加え、SES理論の再構築を図っている。社会科学科学技術社会学食料農業社会学環境社会学遺伝子組換え技術と食の倫理現代の食の倫理は、消費者が生産者や生産方法の実情を知ることで、帰結主義的に特定の道徳的判断が導かれることを前提としている。しかし、遺伝子組換え技術による食料生産については、生命の意味を再考することなく道徳的判断を下すことはできない。そこで、生命をもつもの相互の義務論からの道徳形成の可能性を検討している。研究者情報

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