東京都市大学 研究者一覧
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122 TCU Research Directory教 授 小俣 一平社会学 社会学所 属メディア情報学部 社会メディア学科所 属研究室小俣研究室(ジャーナリズム)H P─分 科細 目研究内容と目指すもの日々起きる政治、経済、社会、国際のそれぞれの問題の中から最重要事項を抽出し、その背景、歴史的裏付けなど、様々な角度から検証している。国家犯罪としての菅生事件、首相の犯罪としてのロッキード事件、政・官・財・マスメディアを巻き込んだリクルート事件などを再検証し、そこで果たしたメディアの役割を問う作業を行っている。その際、マスメディアが自力で取材し報道する「独自報道」に注目し、とりわけ「調査報道」「キャンペーン報道」「検証報道」について研究を進めている。1調査報道についての歴史的検証最近の研究テーマ2これまでの研究を一歩進めて、現在は調査報道がもたらしたその後の影響、調査報道に対するメディア間の認識の差異について、個別の事象を研究している。同時にキャンペーン報道と調査報道の複合的要素のある事例の抽出と分析も進めている。あわせて明治期以降のキャンペーン報道の変遷と時代的背景を検証している。社会科学調査報道キャンペーン報道検証報道虚偽報道業績・プロジェクト・産学連携等3「発展型調査報道」についての一考察 ~朝日新聞・FD改ざんスクープを中心として~(東京都市大学環境情報学部紀要・2011年)「発表報道」と「調査報道」 ─「特別調査報道」の定義とその社会的影響をめぐる一考察─(NHK放送文化研究所年報2010)論 文「新聞・テレビは信頼を取り戻せるか─「調査報道」を考える」(平凡社)「ジャーナリズムの現場から(インタビュー集)」(講談社)「消えた警官─ドキュメント菅生事件」(講談社)「ロッキード秘録─吉永祐介と四十七人の特捜検事たち」(講談社)「無念は力─伝説のルポライター児玉隆也の38年」(情報センター出版局) 他現在、「週刊文春」(文藝春秋)に「トイレ探検隊がゆく」、「週刊現代」(講談社)に「百聞一見探訪記」を連載中著 書朝日新聞、毎日新聞、東京新聞、産経新聞、「文藝春秋」「週刊文春」「週刊現代」「WILL」等多数執筆。日本テレビ、BS11コメント、出演。積極的にマスメディアを活用社会貢献研究者情報

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