東京都市大学 研究者一覧
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130 TCU Research Directory准教授 千田 茂博心理学 社会心理学/教育心理学所 属共通教育部 人文・社会科学系所 属研究室心理学研究室H P─分 科細 目研究内容と目指すもの心理適応におけるソーシャル・サポートと自己認知の相互関係について、心理臨床の実践場面でのケーススタディや調査を通して、探求している。最近では、とくにクライエントの自己受容を中心にした探求を行っている。1カウンセリング場面でのクライエントの自己受容最近の研究テーマ2業績・プロジェクト・産学連携等3Childcare Stress and Postpartum Depression – An Examination of the Stress-buffering of Marital Intimacy as Social Support 社会心理学研究 第6巻 第1号、1990「内発的動機づけと自己認知」武蔵工業大学人文社会紀要 第6巻第1号、1987 など 他5件論 文共著「リレー講義 ポスト3.11を考える」萌書房、2015共編著「運動表現療法の実際―ボディ・ワークを用いたグループアプローチ」星和書店、1998 など 他7件著 書クライエントとのカウンセリングを行っていると、転機となる場面がいろいろある。その中のひとつは、クライエント自身が自分を受容しはじめる時である。たとえば、なんらかの障害をもってしまい、それ以前の自分に戻りたいという気持ちから、障害を持っている自分自身をそのまま受け止めて、そこからスタートしようとしはじめるといった変化である。もちろん、そんなに大きなことばかりではなく、もっと日常的で小さなことでもよいので、今の自分から一歩ずつ階段を上っていく感覚になれればよいのではと考え、具体的な事例を収集しているところである。社会科学自己認知自己受容ソーシャル・サポート研究者情報

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