東京都市大学 研究者一覧
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TCU Research Directory 131 准教授 紺野 道子心理学 教育心理学所 属人間科学部 児童学科所 属研究室紺野研究室(発達・障害)H P─分 科細 目研究内容と目指すもの◎�研究対象:LD(学習障害)、ADHD(注意欠如多動性障害)、ASD(自閉症スペクトラム障害)などの発達障害。対象年齢は、乳幼児~成人(主に、3歳~中学生くらいまで)◎�内容:発達相談機関に来所する子どもに対する心理的アセスメント、個別教育プログラムの作成と実施、保護者に対するフィードバック、定型発達児のデータ収集と発達障害児との比較を行いながら、発達経過や認知能力の特性の把握、個別教育プログラムの作成、発達の問題の早期発見と早期対応のための心理尺度の開発をしている。 ◎�発達に偏りや遅れがある子ども、日常生活で適応に困難を抱える子どもたちが、自分たちの生活の場で快適に過ごすことができるよう、直接的、間接的な支援を行うことを目指している。1発達障害児のアセスメントと治療教育最近の研究テーマ2業績・プロジェクト・産学連携等3「社会的認知の発達に遅れをもつ子どもたちへの支援─『DESC乳幼児社会的認知発達チェックリスト』による検討─」白百合女子大学発達臨床センター紀要(2011)、「『気になる子ども』のスクリーニングに関する検討(1)─TOM課題を用いた試み─」白百合女子大学 発達臨床センター紀要(2007)、「日本のdyslexiaについての考察─visual dyslexiaとauditory dyslexiaの検討─」認知神経科学(2000) など論 文科研費 基盤研究(C)23530869「母子の語り場面の発話と構造 ─日本と中国の定型発達児と高機能自閉症児の理論的研究─」(H.23-25)の研究分担者、基盤研究(C)26380933「アイトラッカーを用いた自閉症スペクトラム障害の注視行動の分析と注視行動形成支援」(H.26-28)の研究分担者外部資金発達障害児の心理検査・評価および個別の教育的対応を行っている。最近は、音声言語の習得・使用に困難があるASD児に対するiPadを用いた治療教育の試み、および、ゲーム機器にはまってしまった高機能ASD児へのカウンセリング対応を行いながら、発達障害児の治療教育にメディア機器を使用する可能性と問題点について検討を行っている。社会科学発達臨床発達障害臨床心理NO IMAGE研究者情報

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