東京都市大学 研究者一覧
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170 TCU Research Directory化 学水素エネルギーシステム教 授 武 哲夫複合化学 エネルギー関連化学所 属工学部 エネルギー化学科所 属研究室水素エネルギーシステム研究室(燃料電池)H P─分 科細 目研究内容と目指すもの燃料電池は燃料のもつ化学エネルギーを直接電気エネルギーに変換するクリーンで高効率なエネルギー変換デバイスとして注目を浴びており、将来水素エネルギー社会を実現する上でのキーテクノロジーとして位置づけられています。そこで、燃料電池の評価技術を確立し、この評価技術を用いて燃料電池の高性能化、多機能化、長寿命化、低価格化等を実現する要素技術の研究開発を進めています。我々は、これらの燃料電池の要素技術の開発を通して、クリーンで高効率な水素エネルギー社会の早期実現を目指しています。1燃料電池用アイオノマーの研究最近の研究テーマ2業績・プロジェクト・産学連携等3Membrane Degradation Mitigation of PEFC during Cold-Start Application of the Radical Quencher Ce3+(ECS Electrochem. Letters, Vol. 2, No.10, F73, 2013) など 30件論 文電池、燃料電池および燃料電池システムに関する登録特許 34件特 許文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「生活密着型次世代燃料電池の研究開発と解析手法の確立によるシステムの最適化」プロジェクト参画科研費(固体酸化物形燃料電池の研究) 1件外部資金100℃以上で動作可能な固体高分子形燃料電池を実現するために、100℃以上で使用可能な電極触媒層用プロトン伝導体(アイオノマー)の研究開発を行っています。右の図は開発したスルホン化カーボンアイオノマー(左)と従来のアイオノマー(右)を比較したものです。スルホン化カーボンを用いると、100℃以上で高い発電性能が得られました。固体高分子形燃料電池に関する受託研究 5件、金属セパレータに関する受託研究 3件産学連携研究者情報

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