東京都市大学 研究者一覧
211/282

TCU Research Directory 209 教 授 岡野 好伸電気電子工学 通信・ネットワーク工学所 属知識工学部 情報通信工学科所 属研究室ネットワークデバイス無線システム・岡野研究室H P─分 科細 目研究内容と目指すもの近年、欧米では、Industry4.0構想に代表される「ものづくり」産業への回帰が盛んである。一方、日本の「ものづくり」は欧米に対し高い優位性を保っている。しかし、将来の労働人口減少に備えて、これまでの「人」による効率化・高品質化技術をセンサー技術や通信技術の適用によって代用する必要がある。そこで、その1つの実用例であるRF-ID(無線認証)の為の電磁環境整備技術の開発により、日本の優位性を、維持・発展させることを目指す。1UHF-RFIDシステムの誤認証抑圧用超薄型透明電磁波吸収体の開発最近の研究テーマ2業績・プロジェクト・産学連携等3“UHF-RFIDシステムの誤認証抑圧用超薄型透明電磁波吸収体の開発”、岡野好伸、荻野哲、石川弘二、電気学会論文誌C、vol.133,no.3,pp431-440,2013 他 7編論 文“電波吸収体”、特許第4948810号 他 3編特 許「つなぐしくみ」(JST、技術移転支援センター事業)(2007年〜2008年)研究課題名:RF-ID用高透視性薄型電波吸収体の実用化プロジェクト参画日本電気株式会社との受託研究 他 35件産学連携〈 試作品 〉UHF-RFIDシステムは高い利便性を有する。一方で、電磁波多重反射がTagの誤認証に影響する。このため、高精度認証技術の普及には、反射制御技術が不可欠である。また、監視カメラ等を用いた安全確認も必要不可欠である。そこで、目標波長に対して1/65以下の極めて薄く、かつ光透過性を有する電磁波吸収体を開発した。工 学小形アンテナ環境電磁工学電磁波生体影響研究者情報

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です