東京都市大学 研究者一覧
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216 TCU Research Directory准教授 栗原 哲彦土木工学 土木材料・施工・建設マネジメント所 属工学部 都市工学科所 属研究室構造安全研究室H Phttp://c-pc8.civil.tcu.ac.jp/conkuri/index.html分 科細 目研究内容と目指すもの現在の研究内容は、主に、①酸溶解を利用した廃コンクリートからの骨材回収技術の確立、②コンクリートの耐火性能の評価、③コンクリートの自己治癒特性の評価、④RCに対するウレタンの補強効果の確認、⑤微小振動を利用したRC内の鉄筋腐食の判定技術の開発、などである。「コンクリートを強く、永く、安全に使う」をスローガンに、破壊力学あるいはリサイクルの観点から精力的に研究を行っています。実務に役立つ成果を得て、社会貢献を目指す。1酸溶解を利用した廃コンクリートからの骨材回収技術の確立最近の研究テーマ2業績・プロジェクト・産学連携等3「モルタル内のCa(OH)2およびCaCO3含有率と加熱後の強度回復との関係(セメント・コンクリート論文集)」 など 学術論文27件、口頭発表119件論 文電柱の耐震補強方法(アップコン株式会社との共同)特 許アップコン株式会社との共同研究、三井造船株式会社との受託研究産学連携科研費 基盤研究(C)「クローズドリサイクルの実現に向けた酸溶解液の選定と回収骨材の品質確認」(H25~H27年度)外部資金現在、廃コンクリートから再生骨材を回収する方法としては、ジョークラッシャーなどによる破砕があるが、それらは骨材自体を傷め、多くの付着モルタルを取り残してしまう。そこで、本研究は、コンクリートがアルカリ性であることに着目し、酸性溶液による溶解から再生骨材を回収する方法を検討している。すでに、JISのH規格相当の再生粗骨材の回収に成功している。工 学コンクリート破壊力学リサイクル研究者情報

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