東京都市大学 研究者一覧
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ナノエレクトロニクス研究センター高度情報化社会の発展に寄与するエレクトロニクス。その基幹となるシリコンをベースとした半導体を、ナノレベルで重点的に研究・教育しています。ナノ領域におけるシリコン系材料作製とその評価、ナノデバイスの開発、デバイス集積回路設計技術の確立など、多岐にわたる研究を本学研究者を中心に、他大学・研究機関の客員教授が共同で推進。すでに国際会議や学会などで、研究成果が発表され、大きな話題を集めています。■ シリコン系ナノ構造の作製と物性評価に関する研究■ シリコン系ナノデバイスの開発■ シリコン系発光デバイスの開発■ シミュレーションによるシリコンナノ構造とデバイスの設計技術の開発■ シリコン系デバイスの低消費電力化の研究 ■ SiGe系のデバイスの超高速化と光配線に関する研究■ シリコン系高効率太陽電池の研究主な研究テーマシリコン系分子線エピタキシー装置半導体製造クリーンルーム天然芝と人工芝の利点をあわせ持つ都市大方式ハイブリッド芝重金属 汚染土壌を植物の生理生態的機能により浄化する実験東京ゲートブリッジに取り付けられたモニタリングシステム都市基盤施設の再生工学研究センター現在、首都高速道路をはじめとする都市内高速道路に疲労などの劣化が進行し、その大規模な更新、改築、修繕が現実的な課題となっています。本研究センターは、道路のほか、鉄道、上下水道、エネルギー、通信などの都市基盤に生じ始めている経年による劣化や損傷に対して、今後100年間安全かつ安心して使い続けられるようにするための再生技術の構築を目指し、研究を進めます。■ 都市インフラの健全度評価とマネジメント ■ 都市インフラの劣化検出と健全度モニタリング■ 都市インフラの補修、補強、改善、更新 ■ 都市インフラの耐震性向上■ 都市インフラの耐震リスク評価主な研究テーマ新型取替え鋼床板の1,000万回疲労載荷重量試験応用生態システム研究センター我が国は北海道から九州・沖縄まで豊かな生態系が成立しています。それを支えているのが、奥山から里地・里山を経て都市へ、そして海へとつながる、「山(森)̶川̶里̶海 連環系」と呼ばれるシステムです。しかし、我々人類の行為はこの連環系を急速に劣化させています。私たちは、これらの劣化した連環系を再構築し、生態系サービスを人類生存のために修復・強化し、利用することで快適な地域・都市空間を創出する次世代技術(応用生態システム技術)の研究と開発を目指して、研究を進めています。◎基本テーマ:植物や土壌を含む生態系の機能を強化し発揮させる応用技術の研究と開発◎具体例■ 津波が侵入した農地における塩分除去技術の開発■ 都市における土壌汚染物質除去技術■ ヒートアイランド抑制のための緑地面創生技術■ 水生生物等における河川や湖沼の水質改善技術主な研究テーマ超低摩擦損失エンジン高熱効率水素エンジン高効率水素エンジン・エンジントライボロジー研究センター(HEET)次世代のガソリン、ディーゼルエンジン及び水素エンジンの燃費・熱効率向上を実現する摩擦損失と熱損失の低減研究を推進しています。ピストン、ピストンリング及び軸受などの摩擦・摩耗・潤滑はエンジンの小型化・高性能化に欠かせない重要な研究分野です。国内で唯一エンジンの摩擦低減及び背反事象となる焼付きやオイル消費のメカニズム解明研究を推進しています。また、新しい燃焼システムや燃焼室構造による熱損失低減をセンシングできる世界最先端の瞬時温度計測法を独自開発し、熱損失メカニズムの解析を進めています。更に、再生可能な水素を内燃機関の燃料とし、本学独自の燃焼コンセプトにより, NOx(窒素酸化物)抑制と大幅な熱効率の向上を実現する次世代エンジン開発を推進しています。世界でもトップクラスのノウハウを有しており、国の戦略的エンジン研究の拠点として、産学協同体制の研究を推進しています。■ エンジンのピストン摩擦力測定法の開発及びそのメカニズムの解明の研究■ ピストンの局所潤滑状態の解明(薄膜センサによる実験解析及び理論解析)■ 薄膜センサを用いたピストンピンボス部の最適設計手法の開発■ レーザー誘起蛍光法を用いたピストン周りの油膜挙動測定■ ガソリンエンジンのシリンダボア変形によるオイル消費メカニズム解析■ 低エミッション高熱効率直噴水素エンジンの研究開発■ 水素燃料用高圧噴射弁の研究開発■ 内燃機関の熱損失低減のための瞬時熱流束計測用センサの開発■ エンジンの熱効率向上に関する研究主な研究テーマTCU Research Directory 21

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